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蛇口が燃えた?

2013-06-03 18:34:00 | 原因
 先日、水道屋人生で初となる事例がありました。
タイトルどおりのズバリ!「蛇口が燃えた」です。

 別件で伺ったお宅の御主人様より「ちょっと見てよ」とリビングに案内され流し台の蛇口を差されます。

 これ。

  

ぱっと見ただけでは「汚れてるな~」ですが、よく見てみると・・・

  

汚れているのではなく蛇口周りが「焦げてる!溶けてる!!」

  

蛇口と流しの天板が接する部分は溶接したみたいに金属が「ダマ」になってます。

 流し台に何ボルト・何アンペアを流すとこんな事になるんでしょう?
奥様曰く「流し台にpika雷が落ちたみたいに火柱が上がった」そうで。
たまたま営業にきた流しメーカーも「初めて見た」なんて事例でした。

 この原因はどうやら蛇口に接続されていた「浄水器」。
僕が見た時点でどんな浄水器が付いていたのか撤去された後なので不明ですが、
フィルターとかマグネットを通過するだけのタイプではなくて、
オゾンとかアルカリとかの電気分解系の浄水器でしょうか?
使用中ではなく「突然なった」との事で何の前兆もなかったそうです。

 詳しい原因は製造元で調査中だそうですが、
昨今は浄水器も取り付けられる方が多くなってきました。
これからこんな事例もポツポツ増えてくるのでしょうかねぇ?

 金属を溶かしてしまう電圧だけに感電や出火に注意です。
機械モノは何でもそうですが不具合に気が付いたら直ちに使用を止めるべきですね。

 使用中でなかったために感電の危険がなかった事、
リビングに居る時になったために出火が防げた事が幸いでしたと思いました。



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