天涯孤独男のつぶやき!

もうこの歳になると怖いモノはない。何でも好き勝手書かせてもらいます。多少辛口になります。ジャンルは世の中のことすべて。

再録・香港が第2の天安門事件にならないことを望む&香港の現状

2019-11-16 05:32:50 | 日記



香港の若者達が自由を求めて戦っている。
素晴らしいことだが、中国共産党は絶対に許さない。
天安門事件の時もそうだった。ソ連にゴルバチョフという若き開明的な書記長が登場し、立て続けに停滞した社会主義の改革に乗り出した。
そして結局、ベルリンの壁はなくなり、ソ連もなくなった。
これらはゴルバチョフの思惑を遥かに超えて、あっという間に急展開した。
中国共産党はそれを見ている。少しでも政治的自由を認めたら、こうなることを。
だから中国共産党はゴルバチョフみたいな指導者が現れるのを一番恐れている。
経済の改革開放をやったトウ小平も政治的自由は決して認めず、天安門の学生達を戦車で踏み潰した。
習近平を選んだのも、太子党(世襲党)の彼なら決してゴルバチョフにならないからだ。
それどころか習近平は毛沢東並みの独裁者、怪物になってしまった。
彼は決して香港の自由なんて認めないし、いざとなったら戦車を出すことも厭わないだろう。
さらに彼は自由化なぞ許したら、中国も香港みたいになることを確信しただろう。
国内をもっと引き締めるだろう。中国国民もソ連なき後のロシアの大混乱を見てるからある程度容認してる向きもある。
香港の若者達よ!気持ちは分かるが、ほどほどにしないと、天安門事件の二の舞になるよ。ジジイは心配している。



これは8月15日に僕が書いた原稿だ。事態はまさにこの展開になっている。
学生たちはますます過激になり、収拾がつかなくなってきた。
学生たちは学内にバリケードを作り、街頭に出て暴れまくって、市民生活にも支障が出るようになってきた。
我々の時代の全共闘運動の末期にソックリだ。
こうなったら、香港政府は徹底した取り締まりに出てくるだろう。 
自分の手を汚したくない習近平のお墨付きをもらって。
学生たちの絶望的な闘争に胸が締め付けられる。
ジジイは一旦矛を収めることを勧めるが無理だろうな。
あの時代も行くところまで行って、学生たちは権力の恐ろしさを知ることになったもんな。




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