ワインアクセサリー雑学小咄【ワインラック編４】

高湿度に対応したブラックコーティングを施したスチール材と、湿度に強いマレーシア産の木材を組み合わせて作る、ボルデックスワインラックを実際に組立ててみましょう。
　
例えば、１２本用を１台、６本用を２台使用してワインラックを拡張したとします。

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　１２本用　　　　　　６本用　　　　　　６本用

連結材（コネクティックス）を利用すると、左下のような形も可能ですし、右下のような形も可能です。

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│●│●│●│　　　　　　　▼６本用を２台とも横使いします。
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　　　２５本収納　　　　　　　　　　　２７本収納

◇│─＝ボルデックス本体　┃━＝連結材（コネクティックス）
●＝収納可能ワインボトル

１マス９５ｍｍ、＋両端（４０ｍｍ）なので計算も簡単です。

このようにコネクティックスを使用すれば縦方向は約２メートル程度・横方向は無限大に拡張可能ですが、床の構造体に集中荷重がかかってしまいますので、巨大なワインラックを検討中の方は設計士にご相談下さいね。
ちなみに１１０本用にワインを全て収納した際の重量は・・・な、なんと約１４６ｋｇになります。

またスチール材が錆びないよう、ブラックコーティング（焼き付け塗装）がされていて湿度の高いセラー内でもご使用頂けます。実際にオーストラリアワインで有名な「ペンフォールド」の地下セラーでも使用されているのです。

地震などでラックが倒壊しないように、　壁ネジ止め式の倒壊防止パーツ「アタチェックス」もご用意してますので、ラック高さが８０ｃｍを超える場合にお使い下さい。
※大地震の際はラックに収納したワインボトルが飛び出してしまいますので、設置場所には十　分ご注意下さい。

他に、組立に「あったらいいな」と思う工具として軍手とショックレスハンマー。特に大きいサイズの組み立てには格段に便利です！（ショックレスハンマーは１００円ショップでも見かける事があります）

日用大工は苦手というかたは、簡単に組み立てられる６本用～１２本用がオススメですので、チャレンジしてみてはいかがですか？

次週はワインラックなのに「マイセラー」、ワインの急激な温度変化防止と湿度を保つ発泡スチロール製保存容器を紹介致します。お楽しみに！

ワイン・アクセサリーズ・クリエイション(www.wineac.co.jp)