今や100円ショップにも数多くのワイングラスが並んでいますよね。実際に手に取ってみても、グラスの厚みが気になる程度で、それほど状態は悪くなくと思います。
ワイングラスと言っても主原料は「砂」。なのに100円のグラスから1万円を超えるグラスまで「何が違うの?」と思いたくなるのも当然です。
そこで数週に分けて「グラス」について説明をしたいと思いますので、グラス選びにお役立て下されば光栄です。
初回は最も一般的な「ソーダガラス」について
ソーダガラスは大量生産により安価に出来るのが特徴で、成型が容易なことからあらゆる製品(瓶類、グラス、食器、窓ガラスなどの板ガラス)に使われています。
成分は珪砂(珪酸)が70%~75%、ソーダ灰(酸化ソーダ)約15%それと石灰石(酸化カリシウム)を約5%ほど、場合に応じて酸化マグネシウムを含む場合もあります。
これらのソーダガラスは、業界用語で “並生地” (ナミキジ)と呼ばれ、先述したように大量生産に適しているので、人件費の安い国で生産すれば100円と非常に安価な価格が実現出来る訳です。ただ、グラスの厚みにより生産から運送、店頭に並ぶまでの経過で破損率が変わりますので、全てではないのですが薄いほど高価、厚いほど安価となるのが多いようです。
またクリスタルグラスのように酸化鉛(金属)を使用していないので、熱による膨張収縮率が低く、食器洗浄機に入れても割れ難く、強度に優れたグラスと言えるでしょう。
これじゃクリスタルグラスよりソーダガラスの方が良いのでは?と思われますが、クリスタルグラスにもた~くさん良いところがあります。
次週はクリスタルグラスの魅力について説明しますので、お楽しみに!
ワイン・アクセサリーズ・クリエイション(www.wineac.co.jp)
ワイングラスと言っても主原料は「砂」。なのに100円のグラスから1万円を超えるグラスまで「何が違うの?」と思いたくなるのも当然です。
そこで数週に分けて「グラス」について説明をしたいと思いますので、グラス選びにお役立て下されば光栄です。
初回は最も一般的な「ソーダガラス」について
ソーダガラスは大量生産により安価に出来るのが特徴で、成型が容易なことからあらゆる製品(瓶類、グラス、食器、窓ガラスなどの板ガラス)に使われています。
成分は珪砂(珪酸)が70%~75%、ソーダ灰(酸化ソーダ)約15%それと石灰石(酸化カリシウム)を約5%ほど、場合に応じて酸化マグネシウムを含む場合もあります。
これらのソーダガラスは、業界用語で “並生地” (ナミキジ)と呼ばれ、先述したように大量生産に適しているので、人件費の安い国で生産すれば100円と非常に安価な価格が実現出来る訳です。ただ、グラスの厚みにより生産から運送、店頭に並ぶまでの経過で破損率が変わりますので、全てではないのですが薄いほど高価、厚いほど安価となるのが多いようです。
またクリスタルグラスのように酸化鉛(金属)を使用していないので、熱による膨張収縮率が低く、食器洗浄機に入れても割れ難く、強度に優れたグラスと言えるでしょう。
これじゃクリスタルグラスよりソーダガラスの方が良いのでは?と思われますが、クリスタルグラスにもた~くさん良いところがあります。
次週はクリスタルグラスの魅力について説明しますので、お楽しみに!
ワイン・アクセサリーズ・クリエイション(www.wineac.co.jp)