早稲田大学山岳部 活動記録(2014年度~)

早稲田大学山岳部です。2014年度より活動報告をこちらで行います。

6月 新人合宿 報告

2014-07-23 16:52:15 | 2014年度 合宿
2014年度 新人合宿記録
4年 萩原

① 山域・形態:北アルプス南部 穂高岳涸沢・定着
② 日程:6月5日㈭~6月11日㈬
③ 参加メンバー:萩原4、向地4、犬塚3、神田3、小川2、鈴木2、田中2、鈴木1、福田1、稲葉コーチ
④ 行動詳細
6月6日㈮ 6時30分上高地バスターミナル発~7時10分明神~8時徳沢~9時横尾~9時40分本谷橋手前の雪渓、雪上訓練~13時半涸沢雪渓上~14時涸沢ヒュッテテントサイト(以下BC)
雨時々曇り
6時半にバスターミナルから出発。雨が降っている。バスターミナルには日大がいた。いいペースで歩き、40分で明神についた。徳沢園に挨拶をして、コーヒーをごちそうになる。本谷橋手前の雪渓で雪上歩行の訓練をする。涸沢ヒュッテが見える少し前から競争。萩原、神田、犬塚、小川、鈴木雄、鈴木健、田中、福田の順。

6月7日㈯ 6時30分BC発~6時50分五六のコル直下、雪上訓練開始、歩行~7時50分アイゼン歩行~8時50分滑落停止訓練~11時5・6のコル~11時30分アンカー構築~12時30分アンカーテスト、確保三種~14時45分BC着
雨時々曇り
6時50分訓練開始。落石に気をつけてとにかく、歩く。アイゼン歩行、滑落停止と終えて、五六のコルへ競争で。小川、犬塚、神田、田中、鈴木雄、鈴木健、福田の順。
下りてきて、時間があるので、アンカー構築、テスト、確保三種をする。本日の天気は、降ったり止んだり、たまに晴れたりしていた。

6月8日㈰ 6時30分BC発~6時50分、5・6のコル直下の斜面、歩行訓練、確保3種~8時30分、5・6のコル、スタカット訓練~11時30分下降開始、救助訓練、懸垂、FIX工作~14時30分BC着(向地は9時30分下山開始)(17時30分 稲葉コーチ合流)
雨時々曇り
5・6のコル直下にて昨日の復習をしてから、スタカットで5・6のコルを目指す。ペアは、鈴木健・小川、福田・田中、鈴木雄・犬塚。コルに着く2p手前で終了し、救助訓練を行う。斜面をトラバース中に一人が滑落し、手首を骨折したと想定した。ムンターでの引きおろし、引上げと1年の確保、懸垂点構築まで行った。その後懸垂、FIX工作をして帰幕。

  6月9日㈪ 北穂東稜組(犬塚、神田、小川、田中)6時30分BC発~8時東稜上最低コル~10時東稜のコル~11時北穂頂上~11時30分北穂沢にて訓練組と合流~14時30分BC着
  晴れのち雨
  テントを出ると青空が見えた。青空の中北穂沢を詰める。東稜上にでると、横尾本谷側の斜面はたっぷりと雪を残していた。20mほど雪稜を進み、岩稜に取り付く。ここからはすべて2年生がFIXを張る。この時期ならまくであろう簡単な岩稜もすべてロープをだし、5pで核心部へ、核心の手前のピッチで雨が降り出す。濡れた核心を小川が越える。懸垂5mで東稜のコルに降りたつ。雪の斜面をのぼり、北穂へ。松濤のコルからアイゼンを着けて降りる。100m下り、下りのFIX工作中の訓練組と合流し、BCへ。
  
  6月10日㈫ 6時30分BC発~8時白出のコル~10時30分奥穂頂上~12時白出のコル~14時BC着
  晴れのち雨
  今日もテントを出ると青空が見える。シュルント、落石に注意して小豆沢を詰める。落石の危険性の低いザイテングラート側を登るべきだったが、右岸を登ってしまう。コルからは2年生が先行し、鎖場1p、頂上手前の雪面1pをFIXする。頂上は少しガスが係り視界が開けない。鎖場直後の雪面をFIXし下る。コルから4p工作し下る。
  
  6月11日㈬ 5時BC発~5時20分、涸沢槍直下の沢、歩行、スタカット訓練~8時BC着~9時30分撤収完了~11時横尾~12時30分上高地バスターミナル
  曇りのち雨
  涸沢槍の下で総復習をして下山。横尾を過ぎてから雨が降り出す。徳澤でソフトクリームをごちそうになる。バスターミナルに着くと本格的に降り出す。温泉に入り、各自バス、電車で帰京。

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