がじゅまるの樹の下で。

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現代版御後絵:尚巴志、改良版

2018年01月20日 | ・琉球史散策/第一尚氏

以前制作して、フリー素材として提供している
現代版御後絵:尚巴志。

今回、改良版として、
方心曲領なしバージョンをUPしました。


方心曲領(ほうしんきょくりょう)とは、
白い首飾りの名称。




尚真など、第二尚氏前半の御後絵でも
この方心曲領が描かれています(→

琉球戦国列伝を描く前、
御後絵などで見てた時は、
最初丸い部分は服の襟で、
下の四角い部分は何か堅い素材(金属とか)の
装飾か何かだと思っていましたが、

 

実は、
布製の首飾りだったんですねー!(意外!)


首の円い部分は天を、
下の四角い部分が地を示しているそうです。

明代には正五品(身分のランク)以下の
官僚の朝服でつけられるようになったのだそう。

琉球国王は正一品なんですが、
ある時期までは身分の高い人(正五品以上)でもつけていたらしく、
おそらく第二尚氏の御後絵はそれを参考に描かれているのではないかと。

それで、
琉球戦国列伝やこれまでの現代版御後絵では
検討した末、方心曲領つきで描いておりました。

 

ただ、
琉球国王が明から方心曲領をもらったという記録はなく、
第二尚氏の御後絵は近世になって描き加えられたものでは?
という見解も。

 

そこで、
今回は「方心曲領はもらってないから無い」
ということを元に、
無しバージョンも作りました。
(一応こちらの方がより忠実、ということになります)

 

だいぶスッキリした印象になりました(笑)

 

方心曲領あり、あし、
お好みや用途に応じてお使いいただけたら幸いです。


なお、今回は背景が透明の
PNG版も提供しております!


現代版御後絵:尚巴志
ダウンロードページはこちらから。

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