☆大阪市「大阪市・八尾市・松原市環境施設組合一般廃棄物処理基本計画(案)概要」より転載
大阪市
●大阪市・八尾市・松原市環境施設組合関連情報
ごみ焼却処理事業については、大阪市・八尾市・松原市の3市で一部事務組合を設立することとし、 平成26年11月25日付けで大阪府知事より許可されましたので、現在、平成27年4月1日の事業開始に向け準備を進めているところです。一部事務組合が 行う一般廃棄物の中間処理及び最終処分について、廃棄物処理法第6条の規定に基づく一般廃棄物処理基本計画(案)を作成しましたので、その内容について広 く皆さまのご意見を募集します。
1 概要
基本計画(案)は、一 般廃棄物の処理処分を3市共同で行うため、平成27年4月より事業開始する環境施設組合が、廃棄物処理法第6条の規定に基づき、一般廃棄物の中間処理及び 最終処分について策定するもので、「基本計画策定の趣旨」「ごみ処理実績の推移」「ごみ処理量の予測」「計画目標」「循環型社会形成に向けたごみの適正処 理」「ごみ焼却工場の建替え整備計画」「災害対策」「計画の進行管理」からなるものです。
大阪市・八尾市・松原市環境施設組合一般廃棄物処理基本計画(案)概要 (pdf, 601.55KB)
大阪市・八尾市・松原市環境施設組合一般廃棄物処理基本計画(案) (pdf, 1015.03KB)
2 意見募集期間
平成26年12月22日(月曜日)~平成27年1月15日(木曜日)
●大阪市・八尾市・松原市環境施設組合一般廃棄物処理基本計画(案)
(抜粋)
ごみ焼却工場の建替え整備計画
◇大阪市は将来的なごみ処理量90万トンを減量目標とする。
◇ごみ減量の進捗も見極めつつ、現在の9工場を6工場稼働体制とし、森之宮工場について、平成24年度末に現工場停止後の建替え計画は中止する。
◇大正工場についても、今後建て替えは行わない。
◇なお、稼働30年程度を基本に「住之江工場、鶴見工場においては、全面建て替えではなく、現在の建物を一部流用して、内部設備(プラント設備)を更新する」手法を採用する。
大阪市、全国ワーストワンのごみ量から、がんばってごみ減量に力を入れている、
(大阪府「1人1日当たりのごみ量」、「リサイクル率」、「最終処分量」都道府県別でワースト1(2014年01月07日))
焼却工場の建て替え計画も、かっこいいですね。
大阪市・八尾市・松原市、3市のごみ焼却実績は113.3万トン(平成25年度) ←ちなみに東京23区の場合273万トン
ごみ焼却施設は、効率化の推進(6工場稼働体制の確立)となっている。
ごみ減量で、施設が過剰になったということ、言い換えれば、ごみ減量で焼却炉を廃止する、
同じ広域処理といえども、一概に比較できるものではないけれど、↑23区は21工場体制(全工場処理能力12,300t/日)
3市で広域処理を始めるといっても、ほとんどが大阪市のごみ
一廃計画から、3市の平成25年度の処理実績を合わせてグラフにしてみた~
こうしてみると、大阪市が、事業系ごみの削減にメスを入れたいこともうなずける、
かつては、大阪の事業系ごみ年間100万トンを超しているときもあった、、、
☆グラフは「大阪市・八尾市・松原市環境施設組合一般廃棄物処理基本計画(案)」から作成
関連(本ブログ)
■ごみ一部事務組合設立へ4月申請 大阪市 2014年03月20
■大阪市 ごみ焼却処理事業の一部事務組合設立について(速報版) 2013年11月06
■ごみ処理広域化へ規約案まとまる 大阪市 2013年10月26日
■大阪市 「ごみの焼却処理事業の一部事務組合設立について(案)」を取りまとめました 2013年02月23日
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参考
以前から、大阪市の事業系ごみのことが気になって、削減取組に注目していた、、、
関連(本ブログ)
■事業系ゴミ削減 警察OBが直接指導 大阪市(2009年05月05日)
参考:大阪市のごみ量
グラフは古紙ジャーナルHP:http://www3.kcn.ne.jp/~kosi/index.htm
古紙ジャーナル 2009.3.30 (830号)
■【18大都市のごみ量】各都市間でごみ量の格差がさらに拡がる
横浜がトップランナー、大阪は周回遅れ
大阪市の事業系ごみ量は他都市の3倍以上
■京都市の「事業系ごみ減量対策基礎調査結果報告書」からみえるごみ減量のインセンティブ~(2009年07月12日)
☆グラフは、京都市「事業系ごみ減量対策基礎調査結果報告書」より