東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

反原発・銀座デモ・パレード3.27 に参加した~

2011年03月27日 23時34分21秒 | 原発・エネルギー

================================================================
ドイツで25万人のデモ、当事国の日本で1000人(主催者側発表1200人)のデモ、悲しいかなこの現実。
================================================================

反原発デモに参加してきた~

ここのところ、反原発運動を長年している人達から、福島原発事故について、「自分たちの力が及ばなかった」「原発をとめられなかった」「申し分けない」という言葉を聞くことが多い。このような事故を予測しての反原発運動であったのだ。自分たちの危惧がこのようなかたちで証明されたことをほんとうに悲しんでいる。そして、私自身を含めて、問題だと思ってはいても、原発問題に切迫感、危機感を持って自分の問題として取り組んでこなかった多くの人々、

福島原発事故に関してあれこれと気持ちがゆれうごく。
きっと、今、行動を起こすことも大切なのだとおもうのだが、、、
が、そのタイミングの見計らいはとても悩ましい~
それでもゆれうごきながらも、反原発デモに参加してきた~

実は、あの地震以来、家に閉じこもっていて、一昨日はじめて地下鉄に乗った。今日は、G/upの仲間とデモに参加して、久しぶりに大きな声でシュプレヒコールをあげて、気分は少しすっきりした。毎日新聞に載っているようなおとなしい言葉だけでもなかったが~ 短いコースで、少しもの足りない気もしたのだが、デモ行進終了後の集会も、そのまま公園の地べたに座って聞いてきた。

そのあとの、若者たち中心の東電本店前での抗議行動にもついて行ってみた。驚いたことに、東電は、おおぜいの機動隊(?)に守られているのである。デモ参加者がそのまま流れて移動したので、こちらもかなりの人数はいたのだろうが。道路をはさんだ反対側の歩道から、東電のビルに向かってマイクを使って話しかけるのだが、もちろん東電からは誰もでてこない。機動隊員は、私たちが東電のビルに近づかないように、阻止するためにいるのかどうかはわからないが、歩道にびっしりの機動隊員、手こそ繋いでいなかったが、肩がふれあうほどびっしりの機動隊人間の鎖であった。東電は機動隊に守られて、私たちは自分で自分の身を守るしかないのだ。


  

 

 

 

 

 

 

 

 


================================================================

福島原発事故に関して

本音のコラムでの佐藤優氏の発言は、いろんな意味でよく言い当てている部分がある。多くの国民が大なり小なりそう思って、今はおとなしくしているのだと思う。とにかくなんとか、あらゆる叡智を結集して、これ以上の最悪のシナリオにならないように、危機を回避してもらうしかない。

私も、原発事故以来、推進派であれ、容認派であれ、反対派であれ、東電批判、政策批判、政策論争などは後回しと思ってきた。IAEAでも、NRCでも、世界中の技術者、専門家の力を結集してこの状況を打破してほしい、解決してほしいと願っている。現場作業員、自衛隊、機動隊、あらゆる人々の作業を、全世界で見守っている。ただただ、可能な限りのあらゆる手段で、少しでも放射性物質の拡散をおさえるように収束を祈るのみで、、、毎日、毎日、ほんとうに祈るような気持ちで状況をみつめているのだが~

今や、福島原発の状況について、毎日のように、マスコミ報道、政府の発表(経産省、原子力 安全・保安院)を聞いては、原子力資料情報室Ustream中継での後藤政志さん<元 原子力設計技術者、博士(工学)>の説明で状況把握をして~が日課になってしまった。自分ごときが、原発プラントのパラメーター(原子炉の圧力や水位、格納容器内の圧力など)などチェックしてもしかたがないのだが、、、、

全く先の見えない、いつまた水素爆発、水蒸気爆発があるやもしれぬ、危険回避のためには、「ベント(圧力を下げるために空気を抜く=放射能を外部にだ す)」の検討もあるのだろうし。そして、毎日、毎日、いろんな新たな危機の発生、いつまでもこの状況から脱却できていないままの暗雲たる気持ちでいる。 

日がたつにつれて、いろんな事実がやっとマスコミで報道される。政府も東電もこの状況を収束させることができるのかと不安にもなる。管理能力、責任能力、危機感や緊張感も持続しているのだろうか、ほんとうに、日本の運命を任せてしまって大丈夫なのだろうかと、、、しかし、すべてお任せするしかないのである。原子力専門家、技術者、あらゆる関係者と、被爆覚悟で命がけの作業をされている多くの方々にただただお願いするしかない。

そして、一向に状況は改善の兆しもみえぬままでも、放射線も、野菜も、水も、海も、何かある度に「ただちに健康に影響が出るレベルではありません」が繰り返される。今や、花粉の飛散情報ですら積極的に流しているのに、なぜ、放射能拡散のシミュレーションは流さない。光化学スモッグ警報だって発令するのに、なぜ放射能の警報は出さない。あれもこれも「ただちに健康に影響が出るレベルではありません」がどこまで通用するのか。今や異常事態、緊急事態、非常事態であるのに、いつまで安心、安全と言い続けるのか~ 容易に安心、安全という言葉を使う政府やマスコミの話しを信用する気にもならないが~ 

対応を少しでも間違えば東北地方に限らず首都圏まで壊滅に追い 込む可能性のある瀕死の危篤状況にある福島原発に対して、長年反原発運動をし ている人々や、冷静な市民の節度をわきまえた良識に対して、この場に及んでもの推進派 の言動もいろいろ報道されてきた。そうして「のど元すぎれば熱さ忘れる」で同じことの繰り返しが~ しかし、とにかく今やそんなこともいっている場合ではない、あまりにも悪いニュースばかり、、、

いろいろ思うことたくさんありすぎて何も書けない~




コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 推進側の意見と原発はもうや... | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

原発・エネルギー」カテゴリの最新記事