東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

23区清掃工場 ダイオキシン類測定結果(平成21年度)

2010年01月16日 13時05分09秒 | 東京23区のごみ

※東京二十三区清掃一部事務組合HP「ダイオキシン類測定結果について」より作成

■清掃工場のダイオキシン類測定結果の更新
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/dioxin/index.htm
区部の清掃工場等におけるダイオキシン類測定結果のお知らせについて
測定結果として清掃工場の排ガス、焼却灰、飛灰、排水のダイオキシン類について、また清掃工場周辺の土壌中のダイオキシン類濃度についても公表しています。(東京二十三区清掃一部事務組合HPより)


■破砕ごみ処理施設・大田清掃工場「飛灰」のダイオキシン類測定結果


●それにしても破砕ごみ処理施設と大田第二はなぜ飛び抜けて高濃度になるのか??ダイオキシン類を14ng-TEQ/g 捕捉したということは、確実にそれ以上のダイオキシン類が生成されているということである。焼却炉の問題なのか、運転管理の問題なのか、ごみ質の問題なのか??


●要注意↓↓
■区部の清掃工場における飛灰のダイオキシン類測定結果
飛灰の法基準値 3ng-TEQ/g
※1 足立、板橋、多摩川、品川、葛飾、世田谷清掃工場及び中防灰溶融施設を除く既設炉
   ダイオキシン類対策特別措置法に定める方法により飛灰を処理しているので、この処理基準値は適用されない。
※2 足立、板橋、多摩川、品川、葛飾、世田谷清掃工場及び中防灰溶融施設
   飛灰は焼却灰と共に灰溶融炉で溶融処理されている。したがって、測定結果は溶融に伴って発生した溶融飛灰をダイオキシン類対策特別措置法で定めた方法で処理した溶融飛灰の測定値である。
※3 未処理飛灰 主に中防灰溶融施設に搬送し溶融処理する。

●溶融されない飛灰も「ダイオキシン類対策特別措置法に定める方法により飛灰を処理しているので、この処理基準値は適用されない。」ということになるのだろう。東京23区、主灰・飛灰の全量溶融方針から、飛灰は溶融せずに主灰のみの単独溶融に方針を転換か?!




●もちろん排水にしても法基準値以内ではあるが~
 経年でみていくと毎回高め傾向の清掃工場等~特色がよくわかる!!




●清掃工場の排ガス、焼却灰、飛灰、排水のダイオキシン類の詳細は↓↓参照
■清掃工場のダイオキシン類測定結果の更新
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/dioxin/index.htm

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