市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

教育民生常任委員会より

2018-09-07 | 教育
小学校・中学校のエアコン設備整備事業について

今年4月現在、千葉県内の市町村で設置率100%は15カ所。一方、0%の市町村も14カ所。市原市は辛うじて0ではありませんが、2.3%と低い率でした。
ところが今年の酷暑を受けて、市原市もついに100%設置を決断。来年8月までにすべての小中学校普通教室にエアコンを入れたいとの説明がありました。
子どもたちの命や健康、良好な学習環境のために必要なのは言うまでもないのですが、私たち納税者にはそれなりの覚悟も必要です。
総事業費は32億7千万円。うち国からの補助はわずか2億7千万。17億2千万円は市債(借金)で工面します。
光熱費は年60日間の使用で2100万円。エアコンの耐用年数13年間でのメンテナンス費用は1400万円です。

2020オリパラの影響で資材や人件費はさらに高騰し、特に今年は周りの自治体も続々と設置を表明しているので、業者の奪い合いになることも予想されます。
この条件で、32億円ものミッションを1年も満たない期限内に設計から施工まで一気にやってしまうなんてことができるのか?
不安は尽きません。

今年の応急対策については、全小中学校に熱中症測定器とミストシャワーを配布するそうです。
残暑が厳しい間は子どもたちの様子をよく観察して、屋外での活動時は特に注意していただきたいですね。

逆に、エアコンが設置された暁には、夏休みは短くなるのでしょうか?そんなこともちょっと気になりました。

写真は、今日の常任委員会の様子を見ていたある方が「オザワさんって、こんな感じで質問してましたよ」と渡してくれたイラスト。
まったく、法廷画家じゃあるまいし・・・?

周りの何人かも覗き込んで
「そうそう、こんな感じですよ~(笑)今日はいつもより、にこやかな方でしたけど」

ええっ!私ってこんな感じ?ホント?(汗)

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