市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

救急医療現場の声を聞く

2011-11-09 | 健康・医療
まずはお知らせです。

市原エコセメント(株)より海に放流されていた排水から
基準を大きく上回る放射線量が測定されたことを受けて、
市は五井の海釣り公園に生息するメジナ3キロの放射線量を測定しました。
結果、放射性ヨウ素・セシウムいずれも不検出でした。
また、市内の大気中の放射線量測定に関しては、これまでの測定箇所に加えて
今後は側溝などの放射性物質が蓄積しやすい個所も順次測定していくそうです。

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今日は、消防局と医師会の意見交換会がありました。
医師、看護師、救急隊員それぞれの立場での、
救急医療現場の生の声を聞くことができる、貴重な機会を頂きました。

やはり、最大の懸案事項は市民の不適切な救急車利用についてですね・・・
そのために医療現場が振り回され、救急体制が崩壊寸前となっています。
中には、同じ人がひと月で11回も要請するケースもあるとのこと。
市内にある計9台の救急車が、本当に緊急を要する患者さんのために活用されていないという現実があります。

これに関しては私も議会でも取り上げてきましたが、なかなか難しい問題です。
現場の人間だけで解決できることではありません。
市民一人一人が、
救急車は決して無料サービスではなく、税金で支えられている限りある資源だという認識を持って、
救急体制が崩壊しかかっているという危機意識を共有していかなければなりません。

そのためにはどうしたらよいものかと
話をお聞きながら私も一緒になって知恵を絞ってみました。
例えば敬老会や疾病の講習会など、市民が集うあらゆる機会をとらえて、
手を変え品を変え地道に啓発していくことで、
この問題に率先して取り組んでくれる市民を、一人二人と発掘?していくというやり方はどうでしょうか。
その際、多忙な医師の協力がどの程度得られるかがポイントですが・・・

市の保健福祉課でも、新たに啓発用のチラシを作成し、配布する予定だそうです。
まずは、一歩ずつ!

皆さんの応援が励みになっています


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