縄文人の志葉楽さんのブログ

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◆酒の「肴」の正しい意味

2019年10月10日 21時14分46秒 | 文化

◆酒の「肴」の正しい意味って?「つまみ」「あて」との違いを解説!
https://macaro-ni.jp/58005
2018/05/29
「酒のさかな」という言い回し、聞いたことありませんか?
今回はこの「肴(さかな)」の由来や正しい使い方、
「つまみ」や「あて」との意味の違いについて解説していきます。
お酒との相性バツグンの肴レシピも3選ご紹介していきますよ!
・酒の肴...「肴」ってなに?意味や読み方は?
ずばり、「肴」と書いて、「さかな」と読みますよ。お酒を飲むときに、一緒に味わう料理の総称なんです。さかなと読むことから「魚」を使う料理と思われがちですが、魚料理に限らずお酒に合う料理に対して「肴」を使います。

そのことから転じて、酒席での余興やおしゃべりの話題を「肴」と表現し、「〇〇の話を肴に1杯やろう」など使うこともありますよ。
 
○「肴」の語源と正しい使い方
では、なんで「肴」という漢字があてられたのか見ていきましょう。
さかのぼること室町時代、おかずの事を「菜(な)」と呼び、お酒のおかずを「酒菜(さかな)」と書いていたのです。
時代と共に字だけが「肴」へ変わり、呼び方は「さかな」のまま残りました。
このように、漢字一文字で「お酒のおかず」の意味をもつ肴。
俗に「酒の肴」と使う場面を見かけますが、直訳すると「酒の酒のおかず」の意味になってしまいます。
間違いではありませんが、「肴」だけで使うのがスマートなんです。
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◆肴 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/肴
肴(さかな)とは、酒を飲む際に添える食品を意味する語。
派生して、酒を飲む際に共に楽しむ様々な対象(歌舞や面白い話題など)も肴と呼ばれる。
酒肴(しゅこう)、酒にあてがうことからはアテと呼ぶ事もある。
つまみともいう。
 
◆語源
「酒菜」から。もともと副食を「な」といい、「菜」「魚」「肴」の字をあてていた。
酒のための「な(おかず)」という意味である。したがって、「さかな」という音からは魚介類が想像されるかもしれないが、酒席で食される食品であれば、肴となる。
室町時代頃までは、こうした魚肉に限らない用法が一般的だった。
なお、魚類のことを「さかな」と呼ぶのは、肴から転じた言葉であり、酒の肴には魚介類料理が多く使用されたためである。
古くは「うを」(後に「うお」)と呼んでいたが、江戸時代頃から「さかな」と呼ぶようになった。
 
◆酒の肴(さけのさかな)
酒を飲むときに添える食べ物。
また、酒席に興を添える事柄や話題。
「豆腐を酒の肴にする」
「友人の結婚話を酒の肴にして盛り上がる」→肴 (さかな)
 
◆酒の肴(さかな)と書いてはいけない理由
https://kotobano.jp/archives/1402
美味しい料理があればお酒がすすみます。
このお酒と一緒に食べる料理(おかず)のことを肴と書きますが、
酒の肴と書いてしまうのは都合が悪いのは何故でしょうか。
肴は酒菜(さかな)と書いた
つまり、肴自体に「酒のさかな」という意味があるので
「酒の肴」と書くと意味が重なってしまう
肴という字の由来を調べると、酒菜と書くことがわかります。
肴は酒の菜(な=おかず)、肴そのものに酒のおかずという意味があるので「酒の肴」と書いてしまうと意味が重複してしまうということになりますね。
「酒と肴があれば」と粋に書いて、酒の肴と無駄な言葉は付けないと覚えておくと良いでしょう。
 
◆「アテ」なるもの
http://www.seifun.or.jp/wadai/hukei/huukei-13_09.html
 枕草子で「あてなるもの」とは、上品なもの、雅なものを表わしますが、近畿地方から伝わったことば「アテ」。
 アテとは「あてがう」もの、酒にあて添えるものを意味します。
 今回は、小麦粉を使ったおつまみを紹介します。秋の夜長にちょっと小粋な「アテ」でおいしい一杯はいかがでしょうか。
 
◆さかな
1.【魚】 食べるものとしての、うお。更に一般に、うお。魚類。
2.【肴】 酒を飲む時に添えて食べる物。転じて、酒の興を添えるための歌・踊り・話題など。
「新婚さんを―にする」
 
◆肴 | 漢字一字 | 漢字ペディア
https://www.kanjipedia.jp/kanji
か行 ー こ.
肴. 印刷標準字体. 準1級.
画数:(8).
部首:. 部首内画数4.
音. コウ.
訓. さかな
意味
さかな。火をとおした鳥・魚などの肉。ごちそう。また、酒のさかな。「肴核」
下つき
・佳肴(カコウ)・嘉肴(カコウ)・残肴(ザンコウ)・酒肴(シュコウ)・粗肴(ソコウ)・珍肴(チンコウ)・美肴(ビコウ)
なりたち
出典『角川新字源 改訂新版』(KADOKAWA)
形声。肉と、音符爻(カウ)(は変わった形)とから成る。
ごちそうの意を表す。
 
◆つまみ
まずは「つまみ」の語源から覗いてみましょう。
その昔、お酒を楽しむときのおかずを「つまみもの」と呼んでいたのが始まりで、手でつまんで簡単に食べられるようなおかずが対象だったようです。
今でも枝豆とかスルメ(乾きもの)や焼き鳥など指でつまんで気軽に食べるおかずを「つまみ」と呼ぶことが多いかもしれません。
 
◆つまみ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/つまみ
つまみ.
・つまんだ分量
・つまんで回転、持つ、スクロール/スライドさせるために器具や機械などに取り付けた部分。
・ユーザインタフェースのひとつ。
・おつまみ - 酒を飲む時に一緒に食べる軽い食べ物。肴を参照。
 
◆つまみ【▽摘み/▽撮み/×抓み】の意味
1 つまむこと。また、つまんだ量。「ひと―の塩」
2 つまんで持つように器具などに取り付けた部分。
「ボリュームの―を回す」
3 つまんで食べられる簡単な酒の肴(さかな)。つまみもの。おつまみ。「ビールの―」
 
◆つまみ【▽摘み/▽撮み/×抓み】慣用句一覧 7件
・つまみあらい【摘み洗い】
 [名](スル)衣服などの汚れた部分だけをつまんで洗うこと。
「襟を摘み洗いする」
・つまみぐい【摘み食い】
 [名](スル)
1 指でつまんで食べること。「味見のために摘み食いする」
2 こっそり盗み食いをすること。「来客用の菓子を摘み食いする」
3 公金をこっそりと少しずつ使うこと。
「会社の金を摘み食いする」
4 夫婦や恋人どうしでない相手と、一時のなぐさみに情を交わすこと。
・つまみざいく【撮み細工】
 江戸初期からの伝統的な手芸で、薄絹や薄紙などの小片を三角に折り、つまんでのり付けしながら花鳥や蝶などの形をつくるもの。
 櫛(くし)・かんざし・薬玉(くすだま)・つまみ絵などに用いる。
・つまみしんこく【摘み申告】
 脱税の手段の一。確定申告の際に、所得の一部だけを申告すること。
・つまみな【摘み菜/撮み菜】
 カブ・ダイコンなどの、まびき取った菜。まびき菜。
 《季 秋》「椀に浮く―うれし病むわれに/久女」
・つまみぬい【撮み縫い】
 布を折り、その折り山をつまんで縫うこと。
 別布をつけずに四つ身の衽(おくみ)や長ジュバンの襟などをつくるときに用いる。
・つまみもの【摘み物】
「摘 (つま) み3」に同じ。
 
◆つまみ‐と・る【▽摘み取る/▽撮み取る】の意味
[動ラ五(四)]指先などでつまんでとる。「雑草を―・る」

 
◆つまみ‐しんこく【▽摘み申告】の意味
脱税の手段の一。確定申告の際に、所得の一部だけを申告すること。
 
◆つまみ‐だ・す【▽摘み出す/▽撮み出す】の意味
[動サ五(四)]
1 指先などでつまんで外へ出す。「水面に浮いたごみを―・す」
2 人を力ずくで外へ引きずり出す。「酔っぱらいを―・す」
 
◆つまみ‐な【▽摘み菜/▽撮み菜】の意味
カブ・ダイコンなどの、まびき取った菜。まびき菜。
《季 秋》「椀に浮く―うれし病むわれに/久女」
 
◆つま・む【▽摘む/▽撮む/×抓む】の意味
[動マ五(四)]
1 指先ではさむ。指先や箸 (はし) などではさみもつ。
「鼻を―・む」「塩をちょっと―・む」
2 指先などで取って食べる。また、手軽に食べる。
「一つ―・んでください」「すしを―・む」
3 重要なところを抜き出す。かいつまむ。「要点を―・んで話す」
4 (多く「つままれる」の形で用いる)狐 (きつね) などが人をだます。化かす。「まるで狐に―・まれたような話」
5 俗に、生検を行うこと。「胃の組織を―・む」
[可能]つまめる
[用法]つまむ・[用法]はさむ――「箸 (はし) でつまんで(挟んで)皿に移して下さい」など、間に入れて持つの意では相通じて用いられる。
◇「つまむ」は指先または箸などの先を使った動作で、「鼻をつまむ」「箸で煮豆をつまんで食う」のように用いる。
◇「挟む」は二つの物の間に何かを入れて動かないようにすることで、「両脚で挟んで締めつける」「小脇に挟む」のように、道具に特別の限定がない。
◇「すしをつまむ」「菓子をつまんでください」などの「つまむ」は取り上げて食べる意で、「挟む」とは言わない。
◇「机を挟んで向き合う」「人の話に口を挟む」などの「挟む」は「つまむ」に置き換えることはできない。

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