咆哮

負け犬の遠吠えかも…
最近「負け犬」が流行り言葉になってしまったので「落ち武者の歯軋り」とした方がいいのかも…

『カンフーハッスル』

2005年01月05日 18時29分24秒 | 映画
面白かったが、前作の「少林サッカー」とどちらが好きかと問われると「少林サッカー」かな。

この映画を観ながら感じたのは「日本のサブカルチャー(その中でも特に漫画)の影響力って、本当に世界中を席捲しているな」という思いだった。
これは何の根拠もないし私のただの想像なんだけれど、この映画って様々な(サブカルチャー)作品のパロディだって事は映画好きなら誰でも感じるだろうけど、その大本のベースになっているのって日本の漫画そのものでしょ。(もう少し限定すると特に80代から90年代頃の少年漫画雑誌で流行ったギャグ漫画や格闘系の漫画などなど)

それは、まあ日本映画でもチープな形では色々と(いや、物凄く沢山)映画化されているが、そういうチープさを感じさせない正々堂々と「漫画」そのものを「映画」とという形に変換して見せられる時代になってきて、それが本家の日本ではなく外国映画だったということが、なんだか複雑な気がしている。
日本人が作るとどうしても肩に力が入ってしまうのかなぁ~。