咆哮

負け犬の遠吠えかも…
最近「負け犬」が流行り言葉になってしまったので「落ち武者の歯軋り」とした方がいいのかも…

書き足し

2006年01月16日 08時50分12秒 | メッセージ
前回UP発言ですが、誤解を招くような実に分りにくい言葉足らずの文章だったので、もう少し丁寧に説明し直しておきます。f^_^;;

まず、最初に今回取り上げた明言名句の文章は、基本的になにも間違っていないと思っています。
で、これはあくまでも社会に出ていない若者達に向けられた言葉だと解釈しています。
ただし、「世の中」自体がそういう者達ばかりを要求していないので、これをそのまま全ての人間が実行しても上手く行かない構造になってしまっている、という事です。
だから、全ての人間がそういう風に行動すると今ある社会は崩壊するって事です。

あと、
「しかし今の社会だと、定年間近の人間に対して(定年後の生き方に対して)こういう事を言うのもありかも知れないけど、それだと何か根本的に違う(間違っている)気もするしね。」

特にこの文章が説明不足で、読む人によって受け取られ方が全然違う恐れがあるので詳しく説明し直しますと・・・、
何が間違っているのかというと、若者ではなくある程度の年になったり、定年後にこれを実行しようと思うというのは、今までの人生でそれが出来なかったという事の証であり、そういう社会構造が間違っているという事です。

「若いうちに勝手気ままに自分のやりたいことをやって来た者は歳とってから苦労する」だとか、「今まで苦労して自分のやりたい事も出来ず我慢して来たのだから、やっとこれから自由に好きな事をやれる」だとかの言葉を何の疑問も無く出させる社会構造が根本的に間違っているという事です。

ということで、個人的に今回取り上げた言葉をそれぞれに思うことに対してはなんら間違っていないし問題も無いのですが、私が何を言いたかったのかというと、それを行うにあたり、今ある社会にはあまりにも多くの問題があるので、まずはそちらをどうにかしない事には、あの名言名句は成立しないだろうしどうにもならないだろうという事です。