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【8】ビラーゴ250をキャストホイールに!

2017-06-19 | 日記


フロントホイールのカラー製作とキャリパーの組み付け。

シャフト径はビラーゴ250と同径なので、純正品を仮組してみる。
すると、外径は同じだが、長さが数㎜長い。

純正カラーに対し、数㎜削ることに。
純正カラーにマスキングし、削る部分に印をつけ、ハンドグラインダーで削りながら調整していく。
30分程度の作業時間で完成。

フロントホイールを組み付け、不具合がないか?
ベアリングの動作に引っ掛かりがないか?
センター調整はされているか?
以上の確認後に、キャリパーを組み付け、ブレーキの確認と調整へ。

すると、キャリパーの動作に問題が?
可動範囲が狭いのか?
ブレーキを掛けた時のキャリパーを止める2本のボルトの動きに異変。
キャリパーは、ビラーゴ250純正シングルを使用しているので、2本のボルトの動きに異変が起こること事態、原因不明。
思い起こすと。
ブレーキディスク:XS250の純正品
キャリパー:ビラーゴ250の純正品
2台のブレーキディスクの形状を比較すると、形状の違いが一目で解る。
原因はブレーキディスク。
ブレーキディスクの変更を考えたが、取り付けピッチが異なる。
通常、新しく穴を開け直すのだが、
今回、キャリパーの土台を加工することに。
加工内容はXS250のディスクが、ビラーゴ250よりも、外に出ているので、キャリパー土台の取り付け部分を外に出ている分だけ削り、調整しながら合わせることに。
先ずはOHを兼ねて、キャリパーの分解。
土台を取り出し、削る部分をイメージする。
注意することは、均等に削ること。
最初に2㎜程度、一気に削り仮組。
次は微調整なので、棒ヤスリで調整しながら慎重に削り、何度も仮組を繰り返し、水平器で合わせながら仕上げる。
キャリパーのピストンを磨き上げ、消耗品を交換し組み上げる。
マスターシリンダーはピストン径を1/2も綺麗に清掃し、新品ホースを組み付ける。
規定量のブレーキオイルを注入し、エアー抜き作業。
数分で「カチッ!」と言う感触。
キャリパーの動きを確認すると、ブレのない正常な動き。

次にフロントフェンダーを取り付ける。
すると問題が、インチUPしたのでフェンダーとタイヤの隙間がなく、フェンダーの土台にタイヤが干渉している。
改善策はタイヤのサイズ変更、もしくはフェンダー加工の2択。
迷わず、フェンダー加工することに。


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