ヴィレッジヴァンガードサウスサイドスタッフブログ

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ナイスドリーム

2007年01月21日 | 雑談日記
このスカパラのデビューアルバムの中に、


とても思い入れを抱く一曲があります。





僕がこのCDを初めて聴いたのは小学校6年の時。




当時僕らは米米クラブに夢中で、


カールスモーキー石井のライブ中の過剰なまでの動きを見て、
キャッキャ言ったりしてました。



そして、次の標的となったのが、デビューしたばかりのスカパラでした。




見た目も割と米米と類似するところがあったからかもしれません。





そして僕は、友達の兄が持っていたこのデビューアルバムを聴き、



その中の、口笛とアコーディオンだけの曲に、



ガキンチョの僕はしびれたのです。


ギャーギャー騒ぐことしか知らないくせに、その曲を聴いて、


淋しさと懐かしさを感じたのです。






確か。



生意気ですね。



んで生意気な小僧は、すぐにダビングしてもらったのです。





そして時は流れ、十数年後、





僕は立派とは言えないながらも大人になり、




スカパラでも聴いてやるか、と買ったアルバムで、


その曲と再会したのです。



聴いた瞬間、小学生から今までの時間が、




ほんとは小学生の僕が見ていた夢なんじゃないかと思うくらい、



ほんとは今から友達と駄菓子屋にビックリマン買いに行くんじゃねぇか、ってくらい、

気持ちがタイムスリップしてしまいました。




「聴いた事ある!この曲!」



そして、押し入れから古いカセットを引っ張り出してきて聴いてみると、


まさに同じ曲、同じアルバムなんです。





僕は聴きながら、小学校時代の友達の部屋や、



当時は最先端だったちいさーいラジカセや、


遊んでた風景などを思い出して、



自分が大人になったことを感じたのです。





みなさんにもありませんか、そういう漫画や音楽が。




今や自分が、おそらく当時のスカパラメンバーよりも年上になり、



デビュー当時のスカパラメンバーは二人すでにこの世にはいなくて、




でも、流れてくる音楽は一緒だなんて、まるで、まるで!思い出真空パックじゃないか!



なんて馬鹿なことを思いつつ、僕はこのアルバムを7枚発注したのです。






また恥ずかしい事を書いてしまった・・・。





いや、きっとこれも小学生の僕が見ている夢なんでしょう。






ちなみに、その曲は、


「君と僕」というタイトルでした。ナイスタイトル!!




「スカパラ登場」 東京スカパラダイスオーケストラ