『ベースボール不要論』

[副題]~大マスゴミと野球(よきょう)/現代日本の致命傷~
[副々題]~がんばれ日本! なくなれ読売!!~

あとがき@ランダム[18]

2005年10月07日 | あとがき@ランダム
[18]

 まだなんかあるみたいですけど、もうすぐ野球シーズンが終わりますね。こんな清々しい気持ちにさせてくれることは他にありません。あぁ、うれしい!!! ウキウキ!!!
 えっ? なに? 野球はオフシーズンでもやかましい? オフシーズンこそ騒がしい? うん、まぁ、そうどすなぁ~。だれがいくらでハンコ押したとか、品のない某大物選手の去就とか、ナベ某がなんかしゃべったとか、自主トレだのキャンプだの……。
 あっ、そういえば、いまどっかの球団が揉めてるみたいですね。今朝、電車でくたびれたオッサンが読んでるバカ新聞をチラッと見たけど、“上場阻止!”なんて書いてあった。いったい何のこと?
 ま、どうでもいい瑣末な野球情報が、この国の大メディアに溢れかえるわけですよ。オフシーズンぐらい静かにしててほしいけど……、ホント、まいりますね。降参です。白旗パタパタ。

 しかしまあ、この国の大メディアは完全にアウトですね。もうダメです。単なる大衆向けの情報屋さん。こんなお粗末なものに、毎月ウン千円もの月極購読料なんぞを払ってる人の気が知れません。お金は上手に使わなきゃ。インターネット新聞かなんかで大メディア忌避の傾向が著しい韓国のほうがはるかに進んでますね。ま、日本にもその流れはちょっとだけありますけど。

 さて、そんなダメダメ・カントリーの日本ですが、今年、野球に関することで一つだけスンバラシ~ことがありましたね。何だと思われますか? それは、各大手テレビ局が野球中継の放送延長をやめる“苦渋の決断”を次々に下したことです。
 これは未来の日本社会にとってきわめて明るいニュース!!! 一歩前進です(後退すんなよ)。野球を煙たがる人々が確実に増えてるわけです。
 野球の“インサイダー”(内部者、当事者)たる大メディア様は、その水膨れした巨大組織を維持するため、「野球はみなさんの関心事ですよ」と懸命に説いてきたわけです。また、国民も莫迦だからコロッと騙されていた。ところが、それがだんだん効かなくなってきたわけですね。国民が少しだけ賢くなっちゃったのです。

 はい、そこで来年はぜひ、もう一歩踏み込んでもらいたい! 強欲な私はそう期待します。ゴールデンタイムの生中継をやめるのです!!! そして、本文にも書きましたけど、ゲームの動いてるところだけを編集して30分か40分ぐらいの番組にし、翌日の早朝に放送するのです。
 すばらしいアイディアではないでしょうか? 拍手をお願いします!(パチッ、パチッ、パチッ!!!)
 だってだってだって、野球見て大喜びしてるような方々は、もうほとんどがお爺様方でしょう? で、お爺様方はモーニングでしょう? じゃあ、モーニングに放送するのがいいと思いますね。ゴルフ用品メーカーにでもスポンサーになってもらって早朝に放送する。これがベストでしょう。
 大手テレビ局のみなさま、ぜひ未来の日本社会のためご検討をお願いしますね!(つづく)

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