そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

6月26日雑感(『同行二人』川上弘美)

2012年06月27日 | 日めくり帖

6/27
「なんとなく由香子と英児旅先で知り合い二人同行となる()」
「このような出会いは男の妄想を多いに刺激羨ましけれ()」
「結婚も子供もなくて突然に夫は事故に巻き込まれ死ぬ(生命保険が1憶入る)」
「バリバリと仕事をしつもやる気失せ会社をやめて放浪をする()」
「19の英児はわれを『おばちゃん』としかたがないが腹立たしけれ()」
「瀬戸内を渡る船待つ船着き場英児は突如帰ると告げる()」
「『行かないで』手をひっぱって彼を止めよくわからずも泣きじゃくりたり()」
「『愛なんかなくてもいいからしましょう』と説得をしてその気にさせる()」
「五日間すぐに経ちたり夕飯を食べに出るほかセックスづけに()」
「別れ際英児は未練われにいう『体もいいが中身も好き』と()」
「ゆきどころなく見つめあう瞳には互いの顔が映り込みたり()」

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万葉集#12.3027-12.3029

2012年06月27日 |  / 万葉集

6/27
「淡海オウミの海ミ浜ヘタは人知る沖つ波君をおきては知る人もなし(#12.3027)」
「琵琶湖なる浜は人知る沖つ波君のほかには知る人もいず()」

「大海の底を深めて結びてし妹が心は疑ひもなし(#12.3028)」
「大海の底の深みで誓いあう妻の心は疑いもなし()」

「佐太サダの浦に寄する白波間なく思ふを如何で妹に逢ひがたき(#12.3029)」
「佐太サダの浦に寄せる白波間断なく思う妻だがなぜ逢えないのかな()」

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