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「ディオニュソスとペプロフォロス」展

2005-11-30 23:00:04 | 美術館・博物館
東大の博物館で11/13まで開催していた展覧会です。


展示品は像2体と柱の一部だけだったけど、
ものすごく見応えのある展示で、
2回も見に行ってしまいました。

2000年前に屋敷の一部をなしていたというコリント式の柱や、
ペプロフォロス像の流れるようなドレープも素晴らしかったけど、
いちばん見応えがあったのはディオニュソス像でした。

この像はとにかく高貴で気品ある顔をしていて、
何十分見ていても飽きなかった。


これらの展示物は、2~3年前に東大の調査隊に発掘されるまで
2000年もの間、イタリアの地中に眠っていたそうだ。
半年前に見た「踊るサテュロス」も、
 2000年近く海底にあったらしい。イタリアってすごい国・・・)

調査に参加した研究者が発掘の様子を記した解説文は
臨場感あふれる完成された文章で、
読んでいて思わず涙腺がゆるみかけた。
展覧会で解説文そのものに感動するなんて初めてだ。

こういう素晴らしい研究や調査の成果に触れる機会を
今後もますます増やしてほしいものです。

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展覧会後のお楽しみ


本郷菊坂そばの「金魚坂」で金宣茶を飲んだ。
以前の記事でも書いたけど、ここの金宣茶は本当にクリーミー。
このカフェの経営者はこの地に代々続く金魚屋さんだそうですが、
副業でやってるとは思えないほど茶葉もインテリアも素晴らしいです。


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