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9月上旬、青森・函館へ(3)八甲田山と三内丸山遺跡

2017-09-26 07:26:21 | 国内旅行
旅行2日目に行った八甲田山と三内丸山遺跡の記録。

【八甲田山】
八甲田山はロープウェーで登ったところに遊歩道があって散策が楽しめる。
散策路は30分コース(1km)と60分コース(2km)。ひょうたん(gourd)の形をしてるので「ゴードライン」というらしい。
当初は60分コースを歩く予定だったけど、前日にガイドブックで見た三内丸山遺跡の栗ソフトクリームに気持ちをもってかれた(そして遺跡に行くなら隣接する青森県立美術館にも行きたくなった)ので30分コースに変更した。

ロープウェーに乗ってすぐ、遠くの景色が見えて歓声をあげた


青森市街と陸奥湾。手前の山は「もや(雲谷)」というらしい。

ここでこんな景色が見られるなら、きっと山の上は…
と思いきや、


山頂に近づくにつれて霧がどんどん濃くなっていき、山頂駅に着くとすっかり霧の中


なにもみえない!

それならばと散策は30分コースを大急ぎで歩くことに。(この日、ロープウェーは20分に1本の運行だった。帰りのロープウェーの時刻を考えると、山頂駅付近で過ごす時間は30分。いそげ!)


遊歩道はこんなかんじ。スニーカーでも歩けたけど、ぬかるんで滑りそうなところが1か所あった。



散策が終わる頃には少しだけ霧が晴れた。


ああいう木が冬に樹氷になるのかな


散策路を歩き始めたときに見つけたアザミが気になったので、帰りのロープウェーに乗る前に急いでカメラに収めた。

またいつか、山の上が晴れてるときに(今度は60分コースを)歩きにいこう。


【三内丸山遺跡】
三内丸山遺跡は今から約5500~4000年前の縄文時代の集落の跡。約40ヘクタールと広範囲にわたる、日本最大級の縄文集落跡らしい。


まずは念願の栗ソフト(遺跡から栗が出土したことにちなむらしい)


そのあと遺跡を散策




とても広い!


水道も縄文仕様



キツネが出るらしい


遺構展示



約5000年前の遺跡。ということは、ここで縄文の人びとが生活してた頃、きのう見た十和田湖の「できたてほやほやのカルデラ」はまだなかったんだよね。
五千年に比べると千年なんて最近だね、なんて時間スケールの大きい話をしながら広い野原をてくてく歩いた。


遺跡の散策路はそのまま美術館にもつながっている。(特に目的がなければ、1時間半で余裕をもって両方回れると思う)

遺跡も美術館も、新青森駅までは車で10分。ガソリン給油とレンタカー返却を考えても20分強なので、新幹線の時刻に合わせた予定が立てやすい。

縄文時代のことをほとんど知らなくても、栗ソフトだけが目当てでも、あの広々とした野原を歩いてると五千年前の姿がなんとなく想像できる気がして楽しかったです。