しんねんのほうふ

本を読む。
文章を書く。
適度に歩く。
夜更かししない。
計画的に休む。
お菓子を買い過ぎない。

昨年はナマケモノ街道まっしぐらだったので
今年は少し軌道修正できたらいいなと。

写真は夜更かし防止の「逆目覚まし時計」。
枕元に置いて、夜０時にアラームを鳴らせば強制的に就寝♪と思いきや、
まっっっったく効果がなく、昨晩も１時寝だった。駄目すぎる（泣）

師走の空の下、渋谷でフェルメールを

bunkamuraで開催中の「フェルメールからのラブレター展」へ行ってきた。


この展覧会の見どころは、フェルメールの絵が３点も出展されていること。
・・・ではなくて、出展作品３点に共通するテーマ「手紙」を掘り下げて、広げて、
コミュニケーションという観点から１７世紀のオランダを読み解いたこと。

名作こんなに呼びました、並べました、以上、というのではなくて、
「美術展」というひとつの作品を創りあげる心意気を感じた。
イベント屋ではなく、美術に造詣の深い人が企画に携わった。そんな印象。


「手紙」を模した作品リスト。
最初これが作品リストだと気づかなかった。


中のクイズがまた面白かった。へぇぇ～の連続。
クイズの横に関連作品の番号が記されているので、
その絵をまた見に行って・・・と、
絵の楽しみ方をいくつも教えてもらった。


作品そのものも、とても良かった。
とくに、上の写真に載せた「手紙を書く女と召使い」は
２００８年の秋に上野の東京都美術館で見て感動したけど
３年経って見ても同じように「いい絵だなぁ」と思えた。

静かな光景なのに、動きを感じる。
二次元のはずなのに、立体的。
絵なのに、「気配」を感じる。
凄い作品だとしみじみ思う。

それと、今回発見したことだけど、
この絵は至近距離で見るとペタッと平板に見えるけど
２～３ｍ離れて見ると（同じ絵なのに）奥行きが感じられる。
（「真珠の首飾りの少女」でも同じ印象だった。）
光が当たって明るくなる部分の描き方が影響してると思うんだけど、
それ以上は全く不明。。

ともかく、これから見に行く方は２～３ｍの距離から眺めてみることを
お勧めします。（会期終盤は混雑すると思うので、お早めに！）


・・・あー　記事書いてたらまた行きたくなった！