暇つぶし日記

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癌研で手術前のCTスキャンを撮った

2017年05月25日 22時56分36秒 | 健康

 

 2017年 5月 24日 (水)

3時前にアムステルダムの国立癌研AVLで手術前のCTスキャンを撮られることになっていた。 少し早めに家を出てアムステルダムの目抜き通りの洋服店で入院時のパジャマになるようなものを2セット買った。 腹に穴があけられパイプで流動食が腸に入り、別のパイプからは排泄物が流れ出るのだからこのような体を包むようなゆったりとした寝間着が要るようでそれに備えた。 手術の翌日か2日後には歩くことを促されそのような管に加えて点滴のポールを押して病院を行ったり来たりする日々が始まるらしい。 手術そのものには何の疑いも恐れもないのだが手術後の不自由さには少々の嫌悪感がある。 しばらくは仰向けに寝た足の上に架かったモニターでみるテレビショッピングぐらいにしかに興味が行かず読書も音楽を聴くことにも集中できないと聞く。 オバサン看護師に軽いセクハラをして抓られるほどの元気があるのだろうか。 アイパッドを持って行くことは確かだが眺めるぐらいでメールの返事もブログの書き込みも出来ないだろうと思う。

カルヴァ―ストラートにあるカフェーでチキンケバブとミントティの昼食を摂り市電で癌研に着くとまだ約束まで20分ほどあった。 このCTスキャンの為にはスキャンの1時間前から水を1リットル飲んでおくこととされていてアムステルダム中央駅の売店で500ml入りの水のボトルを2本買って30分で1本、もう一本を約束の5分前に飲み終えた。 今まで2回CTスキャンをしているけれどそれには前夜12時から絶食、絶水というような条件が付いていたり時には牛乳1リットルなり水1リットルと一定時間前に飲んでおく条件が付いていたが今回は前夜からの絶食絶水の拘束もなく昼食を腹一杯喰うことが出来て楽だった。 今回のスキャンは手術に備えて肺と腹の状態を診るのが主眼らしい。 

名前が呼ばれスキャンの移動寝台に仰向けに寝ると腕に点滴の針が刺され造影剤が注射された。 すぐに体が熱くなり前回にも経験したようにまるでパンツの中に失禁したかのような感触があった。息を止めたり吐いたりするような指示に従い撮影は10分もかからずに済んだ。

結果は26日に電話で知らされることになっている。 そして26日の朝、執刀医師の連絡では肺にも腸にも異常はなく胃の腫瘍は抗癌剤の効果なのかかなり小さくさえなっていて手術には都合がいいと言われた。 火曜には手術を行うことになっているけれどそれに同意しますかと再度確認を求められ、お願いしますと返事をすると手術の際鼻の孔から管を通すのだけれど右の毛細血管はこの間レーザーで焼いているから左の孔に、小麦アレルギー体質であるから流動食にも麻酔にもそれを考慮にいれてあることを言い、月曜夜8時に入院ですからそのつもりで、それまで精々美味しいものを楽しんでくださいと言ってその若い執刀医は電話を切った。 あとは荷物を纏めて入院するだけだ。



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