ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

野葡萄の生きざま

2021-12-14 12:00:32 | 日記

 きょうはお休み。ひさしぶりに予定なし。午後からは月詠草を作る。

 

 午前は洗濯をしながら植物の整理をした。もう綿も抜いた。これからふわふわの綿にはならないだろう。中途半端なまま見守っていた鉢を2つ整理。野葡萄もだんだん葉っぱが枯れてきて、アスファルトに落ちた葉や枝を掃いたりする。枯れている蔓、まだかろうじて蔓にある枝。

 

 そういえばこのあいだ、雀が5羽くらい来て、野葡萄の蔓に止まっていた。だから先のほうにしか実がないのだろう。

 

 枯れているような枝にふれると、簡単にぽきんと折れる。え、まだ先のほうに葉っぱがたくさんあるけど、いいの? というくらい、ふっさりとした枝が外れるのだ。

 

 この、「いいんですよ、思い切って引き抜いちゃってください」というような野葡萄の潔さにどきっとして、憧憬の思いがわく。毎年のことだけれど。

 

 かっこいい。おおもとの幹だけあればいいんですよ、また春になったら新しい蔓を伸ばすから。といったふうで、毎年、生まれ変わる。そして少しずつ大きくなっていく。

 

 いままでのものは冬になったらすべて捨て去る。

 

 葉っぱについて実も落ちた。落ちた実まで美しい。

 

 私も野葡萄を見習って、いらないものはいさぎよく捨て、新しい春のために準備したいと思う。

 

 

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2年ぶりの道頓堀

2021-12-11 23:52:27 | 日記

 きょうは中学時代の友人5人で忘年会。なかなかリアルで会えなくて、2年ぶり。

 

 考えてみると、大阪の中心部へ行ったのはコロナになってから初めて。

 

 電飾された御堂筋も道頓堀もちょうどいい感じでにぎわっていて、ああ、大阪だなぁと嬉しくなった。

 

 私以外の4人は中学卒業後もずっと交流があって、お付き合いが続いていたそうで、私はそのなかのひとりJちゃんと小学校からの幼馴染なので2年前から合流させてもらった。新入りである。

 

 みんなが3丁の団地のとこやとか、5丁のヤツやなとか、「丁」で場所や友達を思い出しているのが面白かった。

 

 話しているとだんだん中学の頃のことを思い出してきて、最後のほうはすごく懐かしかった。

 

 私とJちゃんは中2の途中で転校してきたから、ほかの人より記憶も薄いのだけど、だんだん輪郭が濃くよみがえってくるものだなぁと思う。

 

 久しぶりの大阪。 すごく楽しかった。

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FNS歌謡祭 第2夜 平手友梨奈さん!

2021-12-09 16:54:27 | 日記

 きのうはFNS歌謡祭にてちちゃんが出演することを知って、朝からはやく帰りたいモードになっていた。

 

 17時16分にタイムカードに打刻して、エレベーターが待っていられず、非常階段をぐるぐる地下まで降りる。はやく帰りたいよー

 

 途中で、ツイッターを見たら、「てち、10時台」という情報が入って少し落ち着く。というのは、4時間半もあるので、うちの録画事情により、てちちゃんが出る部分しか録画してはいけない、というおふれがでていたのだった。

 

 18時30分から番組がスタート。私が帰宅したのが18時20分。すぐにお風呂を洗ってお湯を張る。22時台ということは終わってからだとかなりおそくなるので、先にお風呂に入ることにしたのだ。

 

 ちらちらテレビを横目で見ながら準備して、速攻でお風呂に入る。テレビの前で髪を乾かすと、ぽかぽかして眠くなってくる。

 

 やばいわ。まえにも途中で寝てしまって櫻坂46を見逃したことを思い出して、とりあえず22時にアラームセットする。(←寝ること前提)

 

 やはり、意識を失っていて、気がついたら21時半だった。夫が帰宅していて肉じゃがを作っていた。ありがとうありがとう。

 

 肉じゃが1回目を食べ、テレビの前に戻って正座して録画する。矢野顕子、てちちゃん、桑田圭祐という最後のクライマックス。すごいな。

 

 息を呑んでてちちゃんを見る。

 

 プラハの聖ヴィート大聖堂の時計塔の階段を上っているときに鐘が鳴り出して、自分がいっぽんの管になったような感覚になったことがある。底のほうからゆびさきまで光がゆきわたっていくような。それと同じような感覚になった。ずっとそこに包まれていたいような、でもあまりながくいると自分でなくなってしまいそうな。

 

 てちちゃんも泣いていたように見えて、きがついたら私も泣いていた。

 

 とてもきれいで、荘厳な感じだった。

 

 やはり走って帰ってきてよかった。年に1回でも見せてもらえて嬉しい。ありがとう。

 

 どうか来年も元気でいてください。

 

 

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山城歌会

2021-12-07 19:11:53 | 日記

 きょうは山城歌会。朝から雨なので洗濯はしない。郵便局や銀行の用事をすませて会場へ向かう。

 

 雨で急に参加できなくなった人もおられて、きょうは7名。コロナの影響で9名マックスの和室の部屋で、歌会前に机を出したり、座椅子を出したり、換気をしたり。

 

 司会はH氏。自由な感じで進められる。いいお声で朗々と一首一首読み上げられ、「いいですなぁ」とか余韻を楽しんでおられるのが面白い。こっちもつい笑いがこみあげてくる。歌会は楽しくないとね、と思わせられる。評はふつうはふたりが評をしてあとは自由議論になるというスタイルだけれど、H氏はランダムに最初から当てられる。みんな心が広いから、自由にやるならそれでもいいかという感じで受け入れてふつうに進んでいくところもこの会ならではだなと思う。

 

 ・石段を上れずそれゆくわき道に石蕗の花明るい黄色  黒住光

 

 「上れず」「それゆく」「わき道」と、上句はネガティヴな言葉が並んでいて、ぱっと下句で明るくなるところがいい。わき道に余儀なくいくことになったけれど、だからこそ出会えるものもあって、黄色い石蕗をみつけたときの明るさや嬉しさがとても自然でいい、と好評なコメントが続いた。

 

 あとで光さんと帰り道でこの歌について話すと、光さんは私のブログを読んでくださっていて、先日の「空き地」の話からできた歌だったそう。「いろいろできなくなることはあるけれど、変わっていっていいんだって思いました。歌ができてよかった。ありがとう」と言われて、こちらこそ、ずっと読んでもらってありがとうございますという気持ちだった。

 

 歌会前や歌会中、休憩時間に挟まれる黒住嘉輝氏の思い出話も楽しくて、歴史を耳できいている感じ。大連からの引き揚げの話や新聞電車、教員時代のフォークダンス、お住まいの近くの池公園の皇帝ダリアなど、毎回私たちのなかに少しずつ積もっていく。

 

 私のブログ記事から短歌ができた、というのは初めてきいたので、そういうこともあるのかと思った。

 

 歌人のみなさん、そういうこともあるらしいですよ。

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妹の誕生日会(その後編)その2 

2021-12-05 17:45:07 | 日記

 きのう、実家での妹の誕生日会のあと、それぞれの自宅に帰ってから、妹からのラインに私が贈った小さな花束を飾ったという写真が届いた。

 

 ピンクっぽいイメージでかわいいね。と、思いつつ、もしや、後ろに映っているツリーも、だいぶん前に私があげたものじゃなかったかな、と気づいて尋ねたら、そうだよ、もらったもの、全部飾っているよ。という。

 

 そういえば、リースもあげたよね。うんうん。玄関のふわふわのリースもだよ。え、そんなのあげたかな。。あげたんだろう。

    

 

 妹の誕生日が12月のはじめだから、ついついクリスマス関係のものをあげたり、添えたりしてきた。私のほうはあげる側だから、喜んでもらってよかった、で完結して、また翌年とか何年かのちにまた同じようなものをあげてしまっているのだった。

 

 パンダちゃん(私の息子)からもらったアイロンビーズのツリーも毎年飾ってるよ。

  

 

 え、それって息子が幼稚園くらいのときに作ってあげたものでは・・・・

 

 くまさん(私の夫)からもらったこんなのもあるよ。

  

 それも、息子が幼稚園のときにバザーのために夫が作ったもののうちのひとつだ。ひゃー。もう四半世紀も経ってるのに。

 

 ふじたファミリーから妹へ何十年も(一方的に)手渡されてきたクリスマス関連グッズを、妹は毎年律儀に出しては飾ってきてくれたのか・・・・ そう思うと、なんだかじいんとした。

 

 私がいろんなものに夢中になったり、いろんなことでばたばた過ごしてきた時間も、ずっと暖かく伴走していてくれたんだなぁと思った。

 

 ありがとう。 来年のお誕生日も幸せにお祝いできますように。

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