ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

ゆずジャム

2018-11-24 21:08:29 | 日記

 きのうから1泊2日で実家の堺へ帰っていた。

 

 妹の話では母がかなり弱っている、ということだった。

 

 父は年始恒例の「10大ニュース」をパソコンで打ってプリントアウトしてほしい、と前から言っていて。べつに私と妹、そのファミリーの前でしか「発表」しないのだから、プリントアウトする必要もないのになぁと思いつつ。

 

 新今宮の乗り換え時に時間があったので、551で豚まんとシュウマイを買う。シュウマイはちょうどお昼のおかずに間に合ってよかった。私が実家に着いたら、母は栗ごはんと野菜の煮物を作っていた。動いて大丈夫なんだろうか・・・ 普通にしている。

 

 私が手伝いに行っているはずなのに、両親に負担がかかっているようで、なんだか悪い気がしてくる。

 

 お土産にもっていった羊羹をおやつに食べて、昼寝タイム。ほんとうに久しぶりの昼寝。3人でこたつに入って寝る。 ぐうー

 

 気がつくと、もう母は夜ごはんの用意にかかっていた。父がもぞもぞしていたので、先に案件を片付けることにする。すっごく古いパソコンで、父が読み上げるニュースを打っていく。ああ、それもニュースなのかというようなのも混ざっていてちょっと笑う。プリントアウトして、任務終了。

 

 下へ降りていって、手伝おうとしても、母はひとりでやれる、という。じゃあ、私はそのあいだにゆずジャムを作るわ、ということで部屋の隅に収穫して置いてあったゆずを洗ってとりかかる。

 

 父は「俺もなにかしようか」というので、「え、ほんと? じゃあ、ゆずを4つに切って」 ということで父と二人で作業をすすめる。砂糖のグラム数を測ってもらったり、結構助かる。ゆずのジュースをしぼる段になって、しぼり器をもってきてなかったことにきがついて、スプーンでつぶしたりしていると、父はどこからか漏斗のようなものをもってきたり、なにか楽にできるように考えてくれていた。結局、ネットにいれて絞るのが効率がいい、とネットになったのでした。

 

 母の夕ご飯とゆず10個分のジャムがほぼ同時にできて。あと20個はあしたにしようか、と言ってたのだけど、どう考えても朝や昼はそういうモードにならないだろうと思って、私が洗い物のつづきでゆずを洗っていたら、「いまからあと20個やるの?」と母がきくので「ああ、私ひとりでやるからいいよ」と言ったのを父がむこうできいていて、「みんなでやろうや」ということになり。夜なべの家内制手工業が始まる。

 

 あと何回ゆずジャムをいっしょに作れるかなぁと思いながら。瓶10個分のジャムができました。

 

 ふたりともいまごろ疲れてるんじゃないかなぁ。

 

 

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六花vol3

2018-11-22 23:08:51 | 日記

 あしたは久しぶりに実家へ帰る予定。

 

 電車の旅。片道2時間くらいなので、結構いい読書タイムになる。読まなければいけない本は今回は置いていって、読みたい本だけを持っていく。

 

 そのなかの一冊が「六花vol3」。詩歌にかかわるさまざまな文章が読める。一年に一回のこの本を楽しみにしていて、少しまえに届いたのだけれど、「読まないといけない本」を読んでから・・・とおあずけにしていたのだ。

 

 歌集や総合誌には短歌がたくさん載っていて、短歌と文章では向かい方が違う。短歌はぎゅっと凝縮されていて、濃縮されたものを心が還元しながら読んでいく。集中力が必要だ。車窓の秋のようすをみながら読むには文章だけの本がいい。

 

 そのほかには小説2冊を持っていく予定。

 

 母へのおみやげもいろいろあって、かばんに入らなくなってきたから、コロコロでいこう。

 

 そうそう。「六花」は「雪」のこと。 「六花」が入っていた封筒に雪のシールが貼ってあった。 そういう細やかな気配りにもにっこりしてしまう。

 

  

 

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傘がもどる

2018-11-21 23:38:52 | 日記

 おととい、会社の帰り、京都駅の女子トイレで傘を置き忘れてしまった。

 

 電車に乗って、城陽駅に着いた時に気が付いた。それで京都駅忘れ物センターに電話してみると、「きょうの忘れものはまだ集約できていないので、あしたの朝にもう一度おたずねください」ということで。

 

 そりゃあそうよね。1時間前に置き忘れたものがぜんぶそこに集まっているわけないもの。

 

 翌日、再度電話する。

 

 電話にでたのはやさしい声の女性。傘のもようを言うと、「ああ、ありますよ、ローラアシュレイの」と言われて、あの傘がローラアシュレイで買ったことを思い出したのだった。19時30分まで開いているので、身分証明を持ってとりにきてください、とのこと。

 

 いやぁ、親切なひとがいるものだなぁ。私はこれまで、パスケース、眼鏡、傘、を落としたことがあるけれど、ぜんぶ戻ってきている。

 

 世の中は想像する力で支えられている。これがないと困るだろうなぁとか、いまごろ探しているだろうなぁとか。他人が持ち主の心情を想像して届けるのだ。いや、そんなことまでは考えないで、ただ見つけたから届けた、だけかもしれない。いずれにしても、時間を使って駅員さんかスタッフに手渡してくれた人がいた。

 

 ありがとう。

 

 きのう、高槻駅でベビーカーにのっていた赤ちゃんが、手に持っていた絵本を落としたところを目撃した。両親は気がついていないもよう。

 

 「おちましたよ」と言って拾うと、「ああ、どうもありがとうございます」

 

 人に受けた親切はまた別の人に返す。自分が親切にされたら、自然に身体が動くものだなと思った。

 

 

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むかしのほよほよ日記 ジオシティーズ終了

2018-11-20 21:36:41 | 日記

 10月のはじめに「ジオシティーズ終了のお知らせ」というメールがきた。

 

 このブログの前に書いていた場所。閉鎖になってからも読める事は読めていたのでたまに懐かしくなったらふらりと読んでいた。メールの内容では今後は読めなくなるみたい。そこには「ほよほよ日記」として2004年2月6日から2014年4月16日までの10年分の日記がある。メールにはそれを保存する方法が書かれているのだけど、少し読んで諦める。私の能力を超えている。

 

 読めなくなるのはさびしいなぁ。息子が10歳から20歳。家族の記録でもあり、私の記録でもある。

 

 このあいだ、息子が泊まっていったときに、「むかしのほよほよ日記の保存やってみて」と頼んだら、メールを見ながらちょこちょこっとやって、全部移動してくれた。ひゃあたすかった~ だんだん堺の親のようになってきている・・・ すぐに頼るのはよくないと思いつつ・・・・ 

 

 そして、保存しながらまた読む。なつかしいなぁ。

 

 2014年の3月にNHK短歌の4月号を購入してミキコさんと食事にいって見せている。錦見映理子さんが連載していた「えりこ日記」に私とのエピソードと歌が載っていたのだった。ミキコさんはゲラゲラ笑い、帰宅して夫にみせたら涙をながして笑った、とある。そして「この人、文章うまいな、目に見えるようや」と言った、と書いてあった。そうそう、そうだった。

 

 そして、最後の4月16日には私がお花見吟行で、息子が履修届をだしに学校へいくのに、いっしょに駅まで歩いている。そこで「連翹とシャガ」のことをきかれて私が花の名前を答えて、「私が息子に教えられるのはもう花の名前くらいになってしまった」、で終わっている。

 

  ・ゆるぎなく子に言えることもうなくてああその花は合歓というのよ

 

 という歌を数カ月前に作ったけれど、私は4年前からずっと花の名前しか教えることがなかったんだなぁ。

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秋のいちにち 遠出編 (宮津~舞鶴~小浜)

2018-11-19 22:25:01 | 日記

 西国三十三か所巡り。最初は意気込んで一日に4つとか回っていたのですが、だんだん行くところが減って来ると、離れたところにあるお寺が残ってきます。

 

 きのうは6時に起きて、7時に義父宅へ酢豚を届け、8時には出発。宮津市の成相寺を目指します。 縦貫道を使えば与謝野まで2時間くらい。速い。

 

 途中、霧が濃くなってきて、視界が悪くなって。急に冷え込んだからかな。山と川があって、気温がひくくなれば霧もでるよ、と平然という男チーム。霧のためスピード制限されていて、60キロくらいしかだせない。途中、前を工事車両というのか注意喚起の道路公団の車が走っていて、「注意」とか2種類くらいの文字を点滅させている。結構車間距離をあけていたので何を注意しているのかよく読めない。

 

 私「あれ、なんてかいてあるのかな、よう見えへん」

 夫「文字を読むな、ちゃう?」

 私「あはは。たしかにあれに気をとられてたら事故しそう」

 

 そして、急にその車が警報音をならしはじめ、スピードを落とし始めました。トンネルの中なのに左の指示器をだしています。「え、なに??どこ曲がるん?」と思っていたら、落下物を回収にきていたのでした。ああ、あれは「落下物注意」だったのね。たいへんな仕事だなぁといいつつ、追い越していく。

 

 お寺はすごい山の上にありました。「バス登山可」という看板がふもとにでていて、「走行可能」じゃなくて「登山可」ってどういうことだろう、といいながら車を進めていくと、傾斜がハンパないほど急な坂。こ、これ登れるの? と思ったけど、「登山可」だから大丈夫なんだろう、と登っていく。これが登山可ということか。

 

 入山料を払って、駐車場に車をとめたら、木々が紅葉していてとてもきれい。お参りして、納経所で御朱印をもらって、展望台へ。天橋立がべつの角度から真下にみえていい景色。きょうは移動距離が長いからそんなにはゆっくりしていられない。経ヶ岬に立ち寄って、伊根の道の駅で海鮮丼を食べようと思ったら、すごい行列。並んでいたらつぎのお寺にいけなくなるので、断念して移動。そしてそこから2時間くらい走り、舞鶴市の松尾寺へ着いたのが15時まえでした。

 

 ここはほんとうにひっそりとした、苔の感じのいいお寺。石の階段ががたがたで、手摺の高さが低い。なんかナチュラル。大きな銀杏の木があって、半分くらいは地面にもう落ちていて、それがまたきれいだった。あちこちにふわふわの苔があって、いっしょに旅につれていったひめまるちゃんを載せて写真を撮ったりした。

 

 そこから小浜へいき、16時ごろにお昼ご飯を食べて、帰る。小浜から南丹までを私が運転。高速ばっかりだから慣れない車でも大丈夫だった。

 

 1日の走行距離440キロ。おつかれさま。

 

 

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