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いつでも君のこと好きだったよ

新しいものを使うとき

2017-08-24 21:30:48 | 日記

 きのう実家へ帰るつもりで、おとといの仕事の帰りに伊勢丹で日傘を買いました。

 

 このあいだ帰ったときに、母がとても古い日傘を使っていて、「そんなんじゃ、UVカットできないよ」といっても、「いいのいいの」。数年前に晴雨兼用の傘を母の日に贈ったのですが、体重33キロの母にはあれは重いのかもなぁと気になっていました。

 

 それで、そろそろ日傘のセールをしているんじゃないかと立ち寄ったら、やっぱり帽子や日傘のセールをしていました。

 

 かなり迷って、使いやすそうな軽いUV99%カットの黒い日傘にしました。実家へは結局きのうは行かなかったので、宅配便で送ったら、母から電話がありました。

 

 「いろいろ送ってくれてありがとう」

 

 送ったものは、日傘、赤べこ、煮豆スプーン、ままどおる。 ままどおるというのは、郡山の人気のお菓子です。煮豆スプーンは末廣酒造で買ったもの。赤べこは魔除けの効果がある、というので、転院の決まった父に。新しい病院での治療がうまくいきますように。

 

 母「お出掛けのときにおろそうと思って。だけど、病院しか行ってないしね。あした、カナート(近くのスーパー)にいくときにおろすわ」

 

 ああ、そういうものなんだな。

 

 新しいものを使うときは、行先きを選ぶ。 そういう、「縁起」みたいなこと、私は無頓着だったけれど。いままでそんなに「縁起の悪い」場所へ行くということが日常になかったせいかもしれません。 

 

 そういえば、息子が赤ちゃんだったときに、新しいかわいい毛布が実家にあったので、使おうとしたら、「それはお香典の返しにもらったものだから、別のにしなさい」と言われたことを思い出しました。

 

 そんなふうに、災いを少しでも遠ざけるために、「守る」意識って、とても尊いことだなぁと思いました。

 

 

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