9月の第一の山を越え、第二の山で苦戦している。
第二の山とは仕事のことだけど。きのうは午後からの出勤で、夕方から同じチームのF氏と京北へ出張だった。高速は通ってないので、山道を1時間くらい走る。19時からのセミナーで終了したのが21時、あと講師と話しをしたり、残った参加者への対応をしているうちに21時30分くらいになってしまった。
帰り道、鹿が飛び出してくるから気を付けてくださいよ、と地元のスタッフに言われる。そのひとも3回くらい車で鹿とあたっているらしい。
セミナーを終えて建物の外にでたら、もうすっかり秋の終わりみたいな空気だった。
ひんやりとして空気が澄んでいる。
「こういう寂しい感じも含めてこんな季節が好きなんですよ」とF氏。意外とロマンティックなんだな。
鹿が飛び出てくるのにおびえつつ、山道を走る。
私「いま取り組んでいる山は険しいよね」
F氏「そうですね。なかなか峠がみえてこない」
私「登っている山そのものが崩れそうで、補強しながら登ってる感じ」
F氏「わはは。まさにそうですね」
私「登山って登るだけじゃないん、山を固めながら登るん? って思う」
F氏「でも、いいかげんで妥協したくないですよね」
私「こうなったらもう意地でも固めながらでも登りきるわってへんなファイトがわいてくる」
23時45分帰宅。途中でタクシーに乗ろうと思ったらなかなか来なかったのだった。
今朝、京北のスタッフからの電話を取った時、「きのうはお疲れ様でした。遅くなりましたか」と言われたので、「24時前かな」と答えたら、「それで朝からそんなに元気なんですか。すごい」と笑われた。
え、元気かな。 ほんとは電車から降りたとき、足がホームについてない感じでふわふわしてたんだけど。なんとか気力で出勤したんだけど。声が元気そうなのかな。
きょう1日、みんなで協力して山を固めていたら、視界が開けた。あとラストスパート1週間。
登りきるしかない。
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