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いつでも君のこと好きだったよ

夏の旅 0802~0804 2024 岩手(盛岡編)

2024-08-19 19:33:23 | 日記
 夏の旅3日目。盛岡もずっと憧れていた街だった。

 高校のとき、松任谷由実の「緑の街に舞い降りて」を聴いたとき、なんてすてきな街なんだろうと思った。

 ♪ 着陸間近のイヤホーンがお天気知らせるささやき
   MORIOKAというその響きがロシア語みたいだった

 これはたぶん、飛行機で盛岡を訪れているのだろう。きらきらした街をこれから旅する高揚感とロシア語みたいという冷静な感じが好きだった。

 ♪ 銀河の童話を読みかけて
   まどろみ心ははばたく

 これは賢治の童話じゃないかなと思った。

 ♪ 誰かが気になりだしてから世界が息づいてる

 こういう恋のはじまりの期待感と軽いめのメロディがぴったりでいま聴いても新しい。

 さて、期待していた盛岡だったのだけど、川沿いのオープンカフェでジェラートを食べようとか、雑貨屋さんを巡って街歩きを楽しもうという計画は猛暑により断念。本当に暑かった。ここは東北かというくらい。京都と変わらない。3日とも晴天だったけれど、前日の遠野は土の上を歩いたり、タクシーで移動していたから平気だった。盛岡は都会で、私たちが歩いたところはすべてアスファルト。暑いというだけで体力を消耗する。

 盛岡駅からでんでんむし号(バス)に乗って、「民藝の聖地」と言われる光原社界隈の雑貨を見たり(錦見さんはすてきな夏のワンピースを購入していた)、可否館というレトロな喫茶店でワインゼリーを食べたりする。

 

 そこからまた市バスに乗って移動して、旧岩手銀行を見学。すてきな建築。そこだけひんやりと時間が止まっているような空間だった。商店街でたなばた飾りをみたりしながらまた市バスに乗って盛岡駅へ戻る。

 ぜひ食べてみたいと思っていた盛岡冷麺。40分くらい並んで食べる。

 

 ちょっと甘くておいしい。想像していたのと違って新しい発見だった。帰りの新幹線はお祭り帰りの人が多かったのか、乗り降りに時間がかかって8分ほど遅れて東京駅に到着し、ぎりぎりの乗り換え時間で何とか新大阪行に乗り換えた。ほんとひやひやしたなぁ。

 しかも、京都駅では乗り換え時間5分で奈良線に飛び乗った。

 最後がばたばたしたけれど、本当に楽しい3日間だった。

 
コメント
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