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いつでも君のこと好きだったよ

義父の逝去

2023-09-14 22:04:20 | 日記
 きょうの未明、義父が亡くなった。96歳。

 朝からJR奈良線が運休したり遅延していたりして、タクシーで近鉄寺田まで行き、10時に出社。午後から出張。18時から20時すぎまでセミナー立ち会い。

 21時帰宅、夕食、入浴。22時22分から始まる「短歌ラウンジ」にそなえつつ髪を乾かしていたら義父の施設から電話があって、21時すぎに廊下で転んでいるところを巡回スタッフが発見して、意識はあるけれど首が痛いというので救急搬送してもいいかということだった。

 すぐに搬送先も決まって、家族もきてほしいという。いつも不死鳥のようによみがえる義父なので、

 「いま、お風呂上りで髪がびしょぬれなんで乾かしてからでいいですか」 と、のんきな対応をしていた。
 「では1時間以内に到着されるということで」

 22時半に夫と家を出る。帰りは24時を過ぎるかもしれないので、ガソリンも入れる。

 23時ごろに病院へ着いたら、義父も10分ほどまえに着いたばかりだった。意識はあるらしく、自分の名前もちゃんと答えていたという。でも、担当になった女医が「お父さん、もう死にかけてます」とはっきりいう。

 血圧も低く、酸素も鼻から入れているけれど、数値がどんどんさがってきている、とのこと。

 義姉に電話する。「朝までもたないかもしれない」と言われたので。と、同時に入院手続きもしないといけないとかで、書類をたくさん書いてハンコを押す。朝までもたないかも、という状態の人のこれからのオムツのタイプを選べといわれてもなぁ、となるべく悲しい未来から遠ざかるようにいろんなことを考えていた。

 義姉と義兄が到着。4人でお義父さんのそばへ行く。少し息があらいけれど、そんなに苦しくはなさそうだった。手を握ったり、声をかけたりして励ます。

 0:19 すべての数値がゼロになった。お義父さん、がんばりましたね。おつかれさまです。

 原因が特定できないので死亡診断書が書けないとのことで、警察が来る。いろいろ質問されたり、先生と警察のひとが話し合ったり。長く待つ。結局、施設の担当医に連絡して、担当医と女医さんとで話し合って、女医さんが書いてくださることになった。

 それから葬儀屋さんに電話をしたら、これから引き取りに行って、打ち合わせとか言われたけれど、かなり疲れていたので、病院はお昼までならそのまま安置してくださるというので、11時に引き取ることになった。

 こののち、めまぐるしくいろんなことがあったけど。

 阪神タイガースが18年ぶりにリーグ優勝を決めた。おめでとう。

 悲しいだけの日にならないよう、お義父さんの計らいかもしれない。チェコも全国大会も行かせてもらえたし、最後まで優しい人だった。あんなふうに歳を重ねたいと見本にしたいような晩年だった。

 このブログもお義父さんは大人気で、お義父さんのことを書くとアクセス数が伸びた。

 ずっと、お義父さんのことを見守ってくださったみなさん、ありがとうございました。

 明日が通夜であさってが告別式。ちゃんとお見送りします。こんな私をいつも頼りにしてくれていたお義父さん。これからも安心してもらえるよう、命を大切に精いっぱい生きます。私の大切なものを大切にしてくださって、ありがとうございました。


 
コメント
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