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塔全国大会2023in博多 オプショナルツアー熊本

2023-09-12 21:19:29 | 日記
 9月11日から12日は塔の全国大会のため博多へ。

 博多は何度か訪れているけれど、活気があって賑やか。交通の便もよくて。会場の福岡国際会議場は大きな窓から海が見えて、きれいで過ごしやすい会場だった。

 シンポジウムのプログラムは盛りだくさんで「歌合わせ」、吉川宏志さん、栗木京子さんによる対談「短歌における文語と口語」、山下翔さん、川本千栄さん、平出奔さん、梶原さい子さん(司会)によるディスカッション「口語と文語の線引き」。

 会員外の方もたくさん来られていて、会場は満席だった。福岡の赤煉瓦歌会のみなさんはずっと延期になっていたのがようやく開催となってほんとうに数年間やきもきされていたと思う。盛会となってほっとしたことと思う。感謝したい。

 夜は久しぶりの懇親会。コロナで大会が延期になったり、懇親会なしで去年は開催されたりで、やっぱり食事をしながら人と話すのは楽しいなぁとしみじみ思った。山下翔さんも来られていたので、いろいろお話できたのがよかった。前に山下さんの第一歌集『温泉』の書評(短歌研究)、第二歌集『meal』の書評(うた新聞)を書いて、結構思ったことをストレートに書いたのでどうだったかなと気になっていたけれど、とても喜んでくださっていたのでほっとした。

 2日目は全体歌会と表彰式。実は前日の夜中に目が覚めて3時半から6時までサッカーの試合を全部見てしまったので(ドイツ戦 1-4で日本の勝利!)、それから目がさえて眠れなかったのでそのまま8時にホテルを出て、9時から歌会と言う流れでかなり眠かった。

 それから今回はオプショナルツアーも参加した。そのため、2日目の夕方には熊本へ移動。ホテルに立ち寄ってチェックインをしたのち熊本城が目の前と言う立地の懇親会場へ。参加者が30人余り。思ったよりも多い。やっぱりみなさん、裕子さんの歌碑や生家跡の見学には行きたいよねぇと思う。

 ホテルへ戻って、偶然に同じホテルをとっていたSさんと24時くらいまで話し込む。(部屋も偶然近かった)

 それから1時くらいに就寝。8時前にホテルをでて徒歩で集合場所へ。そこからバスで御船町へ。町役場に裕子さんの歌碑が今年の春に建立され、拝む。触ってもいいということで、みんなで歌がうまくなるよう(?)触ったりした。季節外れのベニバナマンサクが返り咲いていたり、後ろの細い川にはハグロトンボが群れていたりして。藤木町長さんや教育長さんがわざわざ挨拶されたり、土地の人、土地そのものに歓迎されているような気がして嬉しかった。

 そこからバスで移動。生家あとのある七滝へ。池があって湿度の高い場所のようで、歩道にもびっしり苔が生えていた。裕子さんとゆかりのある人たちのお墓や山道をうねうねと歩いて登って生家跡にたどり着く。地元の方々がきれいに草刈りなどをされてこの日のために整備されたことがわかってとてもありがたかった。

 

 

 熊本歌会のみなさんのお心配りが感じ取れるすてきなツアーだった。

 短歌づくしの3日間。みなさん、お疲れさまでした。ありがとうございました。
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