5日目。熱も咳もない。風邪の終わりかけのように、声はまだ鼻声だけど、そんなに普段と変わらなくなってきた。
そろそろ社会に復帰するべく、まずははげはげになっていたマニキュアを拭きとり、爪を切った。
こういうことさえ、気持ちがいかなかったということを知る。怒涛の12月末から1月上旬だった。
いま、思うのは、この数日間、両親が温かい場所でちゃんと3度ご飯を食べ、清潔な状態にあるという安心感というのは、すごく大きいなということ。自分の戦いに専念できた。
エアコンの温度設定はちゃんと適温になっているか、食べるものはあるのか、転んではいないか、とずっとどこかで気にしていた。今回すごく急に二人を施設にお願いしたけど、ほんとうによかったと思う。
お昼前に会社から連絡があって、1月末の大きなイベントの備品についての確認だった。一番忙しいときに1週間も離脱して本当に申し訳ない。金曜日に結構話をしていた隣のF氏はPCR検査にいって陰性だったらしい。ああ、よかった。これ以上被害が広がっていませんように。
きょうの晩御飯は地元のお寿司やさんから出前を取った。たまには魚も食べたいと思って。
おいしかった。 食欲のなかった夫もお寿司は結構食べられたみたい。
あしたは大阪出張の帰りに息子が玄関前に置き配をしてくれることになって、重いものやかさばるものを頼んでおいた。助かる。実は毎晩、近くの自販機で水やスポーツドリンクを2本ずつ買っていた。なんだか後ろめたい気がして、人に会わないようにと思いながら買うのがどきどきだった。
日曜日には買い物に行くつもりだけど。重いものがないというのは楽。
写真は会社近くのサラダ屋さんのサラダ。食べたいなぁ。つぎの月曜日にテイクアウトして帰ろう。