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いつでも君のこと好きだったよ

山城歌会と高安国世『真実』

2021-09-21 21:17:04 | 日記

 きのう、再校作業の帰りに、10月の歌会はどうされますか、と他の歌会のメンバーのひとに訊いてみたら、「これから冬にかけて開催できなくなるかもしれないから、10月は開催しますよ」という答えだった。なるほどな。

 

 山城歌会は第一火曜日なので、もう2週間前となっている。しかも平日しか会場の予約ができない。

 

 迷ったらいつも相談しているMさんに電話してみると、なんと、Mさんはお家の事情でしばらく参加できないというお話だった。いままでフットワーク軽く山城歌会を支えてきてもらっていたのでかなりショック。若手が欠けるのはつらいなぁ。やっぱり10月の開催は見合わせたほうがいいかなと思いつつ、重鎮の黒住光さんに電話してみた。

 

 光さん「ちょうど主人と10月はあるののかなぁ。歌集を読む会はどうなるのかなぁって話していたところだったの」

 私 「もう2週間前なので歌集を読む会はもう少し人が集まる時がいいと思うんですけど。開催したら歌会は来られますか?」

 光さん「元気なら必ずいきますよ。ふたりで」

 

 心強い。続いて、昼間でも電話しやすいJさんとKさんに電話したら、Jさんは欠席、Kさんは「すぐに歌を出します!」ということだった。

 

 それじゃ、がんばって行こう。と思って、徒歩で会場の予約に行った。人が少ないなら少ないなりにやればいいかなと、ひらきなおる。

 

 家に帰ると、ポストに高安国世の第一歌集『真実』が届いていた。このあいだ、塔のリモート全国大会の続きで、会員の人たちと雑談しているときに、近くの書店でサイン入りの『真実』を売ってますけどいりますか? ときかれて、いりますいります! ぜひ買ってください! とお願いしていたら、本当に買って送ってくれたのだった。

 

 きれいな深いグリーンの表紙。挟まれていた送ってくれた人の短い温かい言葉に思わず目がうるんでしまった。もともとは高安さんがドイツ語の師に寄贈したものらしい。めぐりめぐって私のところに届くなんて。

 

 しかも、最近買い替えた私のスマホカバーと色がそっくりなのも嬉しい。(家族には不評だったけど、吹き飛んだ)

 

 再来週の歌会に持って行って、黒住ご夫妻に見てもらおう。

 

 高安さんからのプレゼントみたいで、へこんだりしてないでがんばりなさい、といわれたようで本当に元気がでた。送ってくれた人に、ひきあわせてくれた塔という場に感謝したい。

 

 

コメント
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