ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

最近の実家

2020-09-22 22:53:55 | 日記

 きのうの朝から実家に両親の様子を見に行ってきた。

 

 両親とも、いろんなことを忘れがちになったり、ぼんやりしているのだけど、ところどころ、「親」の気持が蘇り、いろいろ手をやいてくる。

 

 たとえば、私が実家に到着して、積んできた荷物を家の中にいれ、「荷物、ここに置いとくね」と声をかけて、車をガレージに入れようと車のところに戻ろうとすると、母が「お父さん! ちょっとみてやって!」と父を呼ぶ。

 

 父が杖をつきながら奥からでてくる。いや、ほんと、一人のほうがいいから、出てこないで! と私はすぐさまドアを閉めた。非情だ。でも、父は足元がふらふらで、9月になって3回も転んで顔じゅう怪我だらけなのだ。そもそも、車の免許も持っていない父が、ガレージの誘導なんてむいていないのだ。車の真後ろに立ったりするので、轢いてしまいそうになってどきどきする。

 

 今朝は、私がパンを食べようとして、「ここの家ってバターとかマーガリンないの?」ってつぶやくと、父が「マーガリンか、あるよ」

 

 といって、冷蔵庫を開け、「これか?」と出してきたのがマヨネーズだった。 「マ」しかあってない。

 

 私「それはマヨネーズ。マーガリンないんでしょ。もういいよ」

 父「マーガリンか。これか?」

 

 つぎに出してきたのが深入りゴマドレッシングだった。どんどん遠くなる。コントみたい。

 

 私「もういいって。パンにぬるものだよ。なにもぬらないで食べるから」

 

 というと、しょんぼりしていた。

 

 私ももう帰りたいよ、って思い始めたころに妹がやってきてくれて助かった。 午後からは妹と買い物に行き、デイサービスの段取りや明日の両親の健康診断の問診表を妹が書いてくれたり、父が気にしていた国勢調査を投函したりした。いろいろ片付いてよかった。

 

 私ひとりで1泊はそろそろきつく感じるようになってきた。でも、なるように進むしかない。

 もう今年は咲かないのかなと諦めモードになっていたたますだれが咲き始めた。遅れても咲いてくれて嬉しい。

 

 

コメント
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