ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

第43回あなたを読む会

2018-11-27 20:32:59 | 日記

 きょうはあなたを読む会。もう43回目。続いている。

 

 久しぶりの5人全員参加。

 

 短歌連作22首、15首、10首、8首、10首+エッセイ というボリューム。

 

 13時半スタートなのだけれど、13時ごろには人がぽつぽつ集まり、Sさんお手製の抹茶のシフォンケーキが切り分けられ、私&両親手製のゆずジャムを添える。ウィスキーボンボンやチョコレート、剥き栗などがナプキンに並び、ひとあし早いクリスマスパーティのよう。

 

 それぞれ、大変な出来事のあった秋。お菓子をいただきながら近況報告がされる。

 

 みなさんのお話をきいているうちに、なんだろう、心がほどけていくのがわかる。ひさしぶりの職場復帰で気が張っていたのかな。いまは親のところへ行くより解放される。そういう場所や人との繋がりがあってよかったなぁと心から思う。

 

 13時半から批評スタート。ひとりにつき40分くらいずつになる。それぞれが思ったことをストレートに話す。「いまこういうテーマで詠むってどうなんだろう」「いや、時流にとらわれないで、自分にしかないベースのところを詠んでいけばいいと思う」「もうすこし歌の数を多くしないと、言葉の重なりが目立っている」「まだまだ大きな連作になるテーマだから大事にしてほしい」「事情がわかっていることに甘えている」など。

 

 価値観の違う人が集うことによって明らかになることもある。「勝敗」にこだわる人、まったくこだわらない人。そもそも、勝つってどういうことなんだろう。そこにこだわって心が萎えている状態こそが、すでに負けではないんだろうかとも思ったりする。だけど、その向かっていくパワー、厳しく自分を律する姿には憧れる。

 

 自分になにが欠落しているか、ということを意識できて、またがんばろうという気持ちになってくるのだ。

 

 

 

 

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