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いつでも君のこと好きだったよ

義父(91歳)の暮らし

2018-04-27 21:11:14 | 日記

 義母の四十九日法要が終わって、少しずつ日常に戻ってきています。

 

 91歳の義父は多忙な毎日を送っていて、寂しいとかいう感じを見せられないのでほっとしています。毎朝、ショートメールがきて、その日の予定を知らせてくれます。

 

 「きょうは10時から映画鑑賞、12時から老人会の食事会、14時から老人会幹部の会議」

 

 それで、「会場へはどなたか迎えに来られますか、きょうは車があるので送りましょうか」と返信すると、「お願いします」。

 

 ま、私のいまの主な仕事は義父のサポートなので。ついでに5月から始めるデイサービスの見学会申込書と義母の入院費の一部負担返金申請書を鞄にいれて、9時30分に家をでました。書類きてましたけど、あとで書きましょう、と実家のテーブルに書類を置き、会場へ。

 

 図書館と同じ建物が会場だったので、私は2時間の読書。読みかけの外塚喬歌集『散録』と図書館の絵本2冊。おだやかな時間に読むと沁みてくる本。


 児童書のコーナーの窓辺の椅子に座って読んでいたのだけれど、ここには息子が子供のころ毎日のように来ていたなぁとか、上の会議室では歌会をしたり、校正をしたり、いろんな作業をしたりしたなぁとか、前の蓮の畑の観察に小学生の息子と来たこともあったなぁとか、もっと上のプラネタリウムにも何回もきたし、夏休みに屋上で星の観察会にきたなぁとか、いろんな時間がつぎつぎと浮かんでくるのでした。


 2時間以上は駐車代がかかるので、いったん外へでて、ライフで買い物をして、家へもどりお昼ご飯をたべて、ふたたび義父を迎えに行きました。そしてつぎは会議の会場へ移動です。


 私「14時からの会議ってどんなことをやるんですか」

 義父「老人会のお誕生会のありかたについて」

 私「はぁ、どんなことをいままでやってこられたんですか」

 義父「講師呼んで話を聞いたり、誕生月の人の写真にメッセージを書いたり」

 私「へぇ、ずいぶん大掛かりですね」

 義父「もうひとつの若い老人会(そういうのもあるのね)と合同やったからできたんだけど、そっちが手をひくっていうんですよ」

 私「はぁ、ちょっと高齢の老人会だけでは大変になりますね」

 義父「それで、アンケートとったんだけど」

 私「(どこまで本気な会なんだろう会社みたいだ)はぁ」

 義父「みんな、今まで通りやりたいとか、希望ばっかり書いて。それは誰がやるの?ってことを考えないんだ」

 私「あらら」

 義父「机運んだり並べたり、会場の予約や講師の決定や謝礼の準備、食事の手配、カメラマンの依頼、メッセージを考え書くのも、誰がやるんだろう」

 私「その、高齢の老人会ってなんにんくらいおられんです?」

 義父「30人くらいかなぁ」


 そんな少人数でそれだけのことは無理でしょう。塔の全国大会みたいじゃない・・・


 このあいだの月曜日は老人会の会報のコピー作業の会場へ送迎したけれど。91歳で老人会メンバーのインタビューにいき、録音し、テープ起こしをし、原稿を書いて、川柳の選をし・・・ お義父さん、ちょっと仕事が多いよう気が・・・・ だから家の片付けがなかなか進まないんですね。


 

 

コメント
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