きのう、ぶらぶら歩いていた油小路通り。綾小路通りから仏光寺通りあたりまでは魅力的な建物がたくさんありました。
四条烏丸、四条大宮の間にあって、そこだけ昭和な感じ。
いきなり小さな天満宮があったり、(小さなと思っていたら、結構有名な由緒あるお宮だそうです)、レトロな煉瓦造りの建物いいなぁと思って写真を撮って帰ったら、宮川美髪館という昔の散髪屋さんで、写真に撮っている人も多いようです。
なによりも私の心をとらえたのは、外壁に「石」(ほんとうは石じゃないけど)の銀色の文字が張り付けられた建物。空にまでのびていきそうな太いパイプが、建物に設えてあって、なにこの建物!って釘付けになりました。なんというか、煙突とか雨樋とか、セメント工場とか、なにかが動いたり流れたりして、ものが生まれていると思うとわくわくします。まぁ、雨樋は雨が流れるだけだけど、惹かれてしまいます。
帰ってここも調べてみたら、石野味噌という京都の白味噌の老舗でした。
ほかにも、いかにも昔から子供を長く診て来たというような小児科医院もあって、すてきな通りでした。
そんな話を写真を見せながら夫にしていると、「石野味噌は小学校のときの同じ校区で、社会見学に行った」とか「梅鉢医院! 子供のころしょっちゅう診てもらってたわ、まだしてはるんやな」ということで、夫が子供のころ過ごしていた区域だったのです。
いままで、まったく案内とかしてもらったことなかったのになぁ。
またゆっくりと歩いてみたいと思いました。