美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

雲を友として、はるかな道を

2014-03-13 10:32:20 | Weblog
あなたも最近~この何年か~を振り返ってみて、
「なんだか、気候が変だなー」という感じは持って
おられると思います。

世界各地の気象の異変による自然災害の情報は
「えっ」とおどろくようながいっぱい入ってきます。

この背景には、地球規模で森林が減っていること
があります。
数年前にはわずか1秒間にサッカー場1面分の緑が
消えていると伝えられていました。

今は、その時の三分の一になりましたが、それでも
1分間にサッカー場20面分の広さの森が地球上
から消えています。

ヨーロッパや中国では積極的に植林が進んでいて
森林の減少ではなく、増加しています。

しかし、南米、アフリカそしてアジアの森林は減少
しています。
これらの地域は地球全体の水と大気の循環システム
に大きく関与していますので、深刻です。

植林や緑化活動で森林の再生活動が行われていますが
人間の活動により失われてゆくスピードのほうが

圧倒的に速く、このままでは地球上から森林が
ほとんどなくなる可能性が高くなっています。

十数年前からのの危機を感じて、熱帯地域での植林
活動に取り組んでいますが、森林破壊のスピードと
植林のスピードの違いにしばしば無力感に襲われながら

それでも植林を続けているのは
「子供や孫の時代に森のない地球を残せない」との
想いからです。

空も海も大地も国境で分断されているわけではない
ので、みんなの生活にかかわる問題なのです。

国境や人種や宗教などの違いを乗り越えてみんなで
取り組まないと希望ある未来は開けません。

現代の文明は自然との距離を置くことで発展してきました
が、人間は自然を超えられないという変わらない現実が
あります。

時間に追われて生きる生き方よりも、
自然とともに生きるという生き方を目指すことで、
より豊かで安心した生活を取り戻したいものです。

生活の一部として植林に参加する「心」ある仲間が
増えることを願っています。

 「雲を友として
    はるかな道を」

故立松和平さんと対談したときにいただいた色紙の言葉
です。


なぜ、今、植林?

森と暮らすNo.3 定年なし!森を生かした収入法 (森と暮らす No. 3)
全国林業改良普及協会 編
全国林業改良普及協会