わたしたち人類が地球上で生存するために必要な物は、
森林から供給されたり、
森林の機能により供給が安定化している事実を
あらためて認識する必要が有ります。
森林の機能を貨幣価値で評価すると日本だけでも75兆円もります。
地球上の生命の源、水の循環は森がなければできない
大気の循環も安定しない
二酸化炭素と酸素の循環もできない
食物を生産する大地の土壌の安定もできず、
治山治水、土砂災害防止の機能など
さまざまな生活安定のための基盤の役割をしてくれています。
そのためにわたしたち人類はどのような対価を払っていますか?
税金で保安林の保全、砂防事業など一部は負担していますが、
75兆円と言う金額を負担はしていません。
人類の社会経済生活には組み込まれていないのです。
地球温暖化と関連して最近とり取り上げられているCO2の吸収源として
の評価額はわずか1.2兆円で1.6%でしかありません。
CO2排出権やCO2オフセットとの関連で植林や森林が論ぜられ、
森林の価値が見直されることは良い事ですが
本当の森林はそれ以外の機能的価値のほうがはるかに大きいのです。
日本は森林国家だと思っている人がほとんどですが、
世界規模で考えると国民一人当たりの森林面積は0.2ヘクタールしかなく、
8000年前の1/3に減ってしまった世界の森林でも
世界平均0.6ヘクタール/人あります。
日本はその1/3しかないのです。
ですから、日本は2/3は海外の森林の効果・機能に
将来とも依存をせざるを得ないという事実を知ることが大切です。
世界規模で森林の減少は深刻で、8000年前の1/3しかなく
原生林は1/5しかなくなっています。
特に、地球の肺と呼ばれる熱帯雨林は
毎秒サッカー場一面分が減少していて深刻です。
このためにCO2の吸収源であるはずの熱帯雨林が排出源になっていて、
地球温暖化に拍車をかけています。
そして、インドネシアはわたしたち日本人が天然の森を伐採をして
森林破壊を進めた責任があります。
熱帯雨林地域はバイオマスの成長量が温帯地域の2倍近い成長が期待できます。
地球規模の土地利用から考えても人類にとって
この地域を一番に再生する必要があります。
今、一番対応しなければならないのは、
熱帯雨林地域の「森林の劣化」と「森林の減少」問題で
これを同時に達成するシステムとして「Wエコ植林」=「2イン1」
を開発し、地味の活動で理解を得ながら進めています。
これは参加した人にメリットの還元できる仕組みです。
わたしたち人間の「社会経済活動」の中に組み込まなければ、
継続的に植林実行出来ないと考えているからです。
日常活動でない寄附や助成金だけでは、
わたしたち人類が壊してきた森を取り返して
次世代に残し、引き継ぐことは不可能です。
世界中には18億ヘクタール以上の植林が必要な土地があり、
そのうち半分が経済的な林になり、
残り半分は環境保全に必要な植林となります。
経済的に成り立つほとんどの土地は熱帯地域に有ります。
これからの低炭素で持続可能な社会では、
バイオマス資源、森林資源は不可欠です。
ヨ―ロッパや中国では植林が積極的に取り組まれています。
日本の森林の半分以下しかないドイツでは、
林業がGDPの5%をしめて、自動車産業と同じ規模になっています。
林業や森林の重要性や経済価値に配慮しない企業は、
地球上で持続的な存続が困難であることは明白です。
地球温暖化を克服して、日本民族が誇りを持って、生存を維持するためには、
日本発で世界規模に植林を実行して
世界の模範となれば、子孫の繁栄を残すことができます。
もはやだれも、傍観者は許されません。
科学技術で何とかなるとか、自分だけは何とかなるとかいう
根拠の無い幻想は捨てて、自然の摂理に学ぶ姿勢こそが必要です。
ぜひとも、この機会に地球温暖化の深刻さを認識して、
植林実行へ行動を起こされることを期待しています。
以上が講演の趣旨です。
ありがとうございます。
■「参考情報」アクセンチュアの環境意識調査:欧米のステークホルダーは環境へ の関心が高い
■経営者(フォーチュン1000のCEOの87%が企業にとって環境問題への
取り組みは企業収益に重要と信じ、
73%が環境問題への取り組みが実際コスト節約につながると信じている。)
■消費者(89%はCO2の排出量削減に対応したサービスを提供する企業に
スイッチすることを考え、
そのためには、プレミアムの価格を支払って良いと考えている)
■従業員(MBA卒業生の75%は、給与が10~20%下がっても
環境問題に責任ある企業で働きたい。)
森林から供給されたり、
森林の機能により供給が安定化している事実を
あらためて認識する必要が有ります。
森林の機能を貨幣価値で評価すると日本だけでも75兆円もります。
地球上の生命の源、水の循環は森がなければできない
大気の循環も安定しない
二酸化炭素と酸素の循環もできない
食物を生産する大地の土壌の安定もできず、
治山治水、土砂災害防止の機能など
さまざまな生活安定のための基盤の役割をしてくれています。
そのためにわたしたち人類はどのような対価を払っていますか?
税金で保安林の保全、砂防事業など一部は負担していますが、
75兆円と言う金額を負担はしていません。
人類の社会経済生活には組み込まれていないのです。
地球温暖化と関連して最近とり取り上げられているCO2の吸収源として
の評価額はわずか1.2兆円で1.6%でしかありません。
CO2排出権やCO2オフセットとの関連で植林や森林が論ぜられ、
森林の価値が見直されることは良い事ですが
本当の森林はそれ以外の機能的価値のほうがはるかに大きいのです。
日本は森林国家だと思っている人がほとんどですが、
世界規模で考えると国民一人当たりの森林面積は0.2ヘクタールしかなく、
8000年前の1/3に減ってしまった世界の森林でも
世界平均0.6ヘクタール/人あります。
日本はその1/3しかないのです。
ですから、日本は2/3は海外の森林の効果・機能に
将来とも依存をせざるを得ないという事実を知ることが大切です。
世界規模で森林の減少は深刻で、8000年前の1/3しかなく
原生林は1/5しかなくなっています。
特に、地球の肺と呼ばれる熱帯雨林は
毎秒サッカー場一面分が減少していて深刻です。
このためにCO2の吸収源であるはずの熱帯雨林が排出源になっていて、
地球温暖化に拍車をかけています。
そして、インドネシアはわたしたち日本人が天然の森を伐採をして
森林破壊を進めた責任があります。
熱帯雨林地域はバイオマスの成長量が温帯地域の2倍近い成長が期待できます。
地球規模の土地利用から考えても人類にとって
この地域を一番に再生する必要があります。
今、一番対応しなければならないのは、
熱帯雨林地域の「森林の劣化」と「森林の減少」問題で
これを同時に達成するシステムとして「Wエコ植林」=「2イン1」
を開発し、地味の活動で理解を得ながら進めています。
これは参加した人にメリットの還元できる仕組みです。
わたしたち人間の「社会経済活動」の中に組み込まなければ、
継続的に植林実行出来ないと考えているからです。
日常活動でない寄附や助成金だけでは、
わたしたち人類が壊してきた森を取り返して
次世代に残し、引き継ぐことは不可能です。
世界中には18億ヘクタール以上の植林が必要な土地があり、
そのうち半分が経済的な林になり、
残り半分は環境保全に必要な植林となります。
経済的に成り立つほとんどの土地は熱帯地域に有ります。
これからの低炭素で持続可能な社会では、
バイオマス資源、森林資源は不可欠です。
ヨ―ロッパや中国では植林が積極的に取り組まれています。
日本の森林の半分以下しかないドイツでは、
林業がGDPの5%をしめて、自動車産業と同じ規模になっています。
林業や森林の重要性や経済価値に配慮しない企業は、
地球上で持続的な存続が困難であることは明白です。
地球温暖化を克服して、日本民族が誇りを持って、生存を維持するためには、
日本発で世界規模に植林を実行して
世界の模範となれば、子孫の繁栄を残すことができます。
もはやだれも、傍観者は許されません。
科学技術で何とかなるとか、自分だけは何とかなるとかいう
根拠の無い幻想は捨てて、自然の摂理に学ぶ姿勢こそが必要です。
ぜひとも、この機会に地球温暖化の深刻さを認識して、
植林実行へ行動を起こされることを期待しています。
以上が講演の趣旨です。
ありがとうございます。
■「参考情報」アクセンチュアの環境意識調査:欧米のステークホルダーは環境へ の関心が高い
■経営者(フォーチュン1000のCEOの87%が企業にとって環境問題への
取り組みは企業収益に重要と信じ、
73%が環境問題への取り組みが実際コスト節約につながると信じている。)
■消費者(89%はCO2の排出量削減に対応したサービスを提供する企業に
スイッチすることを考え、
そのためには、プレミアムの価格を支払って良いと考えている)
■従業員(MBA卒業生の75%は、給与が10~20%下がっても
環境問題に責任ある企業で働きたい。)