VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

明日館②

2006年07月14日 | 社会・文化
【写真左から:遠藤新設計の講堂  コンサート会場  ボサノバのnaomi&goroさん
                             右:これは「明日館」側に立つ小棟戸建・・・日本の悲しい風景】


F.L.ライトが関わった『明日館』と道を挟んで向かいにある
遠藤新による講堂で、ボサノバのコンサートを聴いた。

建物はライトの意匠を忠実に受け継いだ、素材とデザイン。
感動するのは、『明日館』共にこの講堂も文化財ではあるが
“動態保存”のモデルとして、一般に開放しこのようなコンサートやパーティに活用されている。
建物は使ってこそ維持保存できる、という考えからである。

『明日館』のような施設が、気軽に利用できるなんて。
石・木・ガラス・塗り壁…素材やデザイン、本物の空間を若い人達が体験できる素晴らしさ。
きっと将来、住まいへの発想へもつながるだろう。

さてコンサートは、癒し系ボサノバの『naomi&goro』さん。
スタンダードからオリジナル、「Top of the world」「Over the rainbow」など懐かしのポップスまで聴かせてくれた。

初対面だけどお誘いした、同僚の奥さん(35歳・関西出身)とボサノバ後は
帰りにItalianトラットリアで、一杯飲んで!食べて!!関西話に花を咲かせて愉しんだ。

逗子市、村上教育長

2006年07月13日 | 湘南・逗子の暮らし
            【市役所最上階、窓から山の緑が広がる教育長室にて】

今日は東京へ仕事に出る前に、逗子市役所へ村上教育長にご挨拶に伺った。

Timが逗子市立の中学・小学校で英語を教えていた当時
教頭先生であられた頃からのお付き合いで、
今年、沼間中学の校長から市の教育長へご就任された所。

我々にも気さくに接して下さる、とてもFriendlyなお人柄なので
市役所の最上階(といっても5階だが)にある教育長室を前に
「やっぱり偉い人なんだ・・・」と今、改めて気が付いた。

いつもは私達がハイキングの帰り道、ご自宅に立ち寄り
ご自慢の菜園から、新鮮な野菜を譲って頂くようなお付き合いで
職場でお会いするのが初めてだった。

逗子市は人口58429人しかいない、超小さな行政なので
お話を聞くところによると、役所の一人当たり業務は大変過酷な状態になっているらしい。

一方、小泉改革の財源移譲でも逗子市は予算減になるらしい!?
鎌倉市芦屋市のように、住民の所得が高い市はそのような憂き目に・・・
しかし、人口規模が鎌倉の約15万、芦屋の約10万人と比べ、逗子は小さすぎる。
まあ、それが良い、好きという市民が私を含め多いとは思うが、行政サービスは大変だ。

大企業の社長はじめ立派な市民が多いのだから、
予算が無くて行き届かないサービスを、Richなご隠居さん達に人肌脱いで頂くのはどうだろう。
ゲイツ財団とはいかないが、日本にも慈善活動が活発になれば格差社会も機能することだろう。

帰りには、私が関心を持った「逗子市まちづくり基本計画」の資料も頂くことができ
少し、‘逗子都民’から‘逗子市民’にシフトできた気がした訪問だった。

ウチの箱入り娘

2006年07月12日 | My Home
Cleoこと、Cleopatra(クレオパトラ)ちゃん。
6歳になりましたが、自由にお外には出れず
最近、恐る恐るバルコニー・デビューをした所。
内弁慶なので、中では1階から2階、ロフトまで、家中をスゴイ勢いで走りまくる。

冬場は人の温もりを求めて、お膝にすぐ乗ってくるのに
最近は暑くなってきた様子で、一人ベッドを独占して
写真のような恥ずかしい、大の字(?)スタイルで寝そべっている事も多い。

お嬢様、いや女王様の毛皮模様は
白のシャツに黒のタキシードを着たような柄。靴下も白。
なかなか凛々しいのである。

実はクレオパトラ嬢、銀座の捨て猫である。
リクルートの裏で「貰ってください」と箱に入れてあった、最後の1匹を
運命的に出会ったVivienママが一目ぼれし、会社へ持って帰ったのである。
就業時間中は、ダンボール箱の中で大人しく寝て
帰宅のJR車内でも、安心しきって寝ていたなぁ・・・

そのせいか、彼女はダンボール大好き猫である。
宅配便が届く度に、新しい空箱に入ったり出たりして遊んでいる。
文字通りの‘箱入り娘’。 どこにも嫁にはやるまい!

こんな風に、ペットが子供代わりになってしまったカップルが、私の周りにも少なくない。
少子高齢化とペット産業、深い関係性があるようだが
私はペットショップで購入するのには、少々抵抗がある派。
とは言え、フードにトイレシーツと、ペット産業に貢献せずにはいられない。

ツベコベ考えても・・・こんな無邪気な姿を見せてくれると、
「ウチに来てくれて、ありがとう!」と感謝の気持ちで幸せイッパイになる。
以上!って、いうものがペットなのだろう。


岡本太郎「明日の神話」

2006年07月11日 | 社会・文化
       【写真左:岡本太郎「明日の神話」5.5m×30m     
                    右:今日は帰宅すると、満月の光が窓から差込みビックリするほど眩しかった】


今日、汐留のリクルートへ出勤する途中、「ハッ!」と息をのんで立ち止まった。
岡本太郎の幻の壁画「明日の神話」が、こんな広場にOPENで公開されているではないか!!

日経新聞でも‘汐留で公開される’とあって気になっていたが、
日テレ前の、こんな開放的な場に・・・驚き
朝の通勤時間にも関わらず立ち止まりシュッターを押さずにはいられなかった。

原爆を被爆しながらも、力強く、明るく立ち向かう‘人’を超える‘人’の凄さ。
岡本太郎らしい色彩が、白黒で描かれたピカソの「ゲルニカ」と好対照。

大阪万博「太陽の塔」と同時に制作進行していたという事を知り
人の能力の無限も、改めて教えられる。

空からの自然光下で見れる岡本太郎の壁画。
上をモノレール「ゆりかもめ」が走るのも現代芸術としては悪くないが
メキシコで行方不明になっていた大作の、運搬・修復などのご苦労を読むと
ここで「風雨はしのげるのだろうか?」と少々、不安にはなる。

壁画は2ヶ月ほど、ここで展示されるようなので、改めてジックリ、見に来るとしよう。
「明日の神話」オフィシャルサイト & 糸井重里さんのサイト 共に
岡本太郎と岡本敏子さんの横顔に触れる事ができ、そのストレートで純粋な生き方に深い感動。

住宅を研究する私としては、青山の自邸跡、岡本太郎記念館にも足を運んでみようと思った。

住団連フォーラム

2006年07月10日 | 住宅業界
社団法人住宅生産団体連合会(住団連)主催の住宅フォーラムが霞ヶ関ビルで行われた。
「日本の住宅事情と住生活基本法」と題し、国交省 住宅局の依田住宅政策課長がご講演。

配られた資料には、日本および各国の住宅事情の数値が、新しい年次のものになっていて重宝。
特に配布頂いた、〔ぎょうせい〕発行の書籍(写真右)
はQ&Aで構成されたデータ集で、分かりやすいhandbookになっている。

住生活基本法の施行を受けて、現在は
計画案についてのパブリックコメントが8/1まで募集されているが
その目標値の中に、従来同様‘面積’はあっても‘天井高(空間の容積)’には触れられていない。
私は以前より、日本の居住空間の貧しさは天井高にあると痛感しており
それが、検討の過程にはあったのかどうか質問してみた。

依田課長のお答えは「先生方からも出なかった訳では無いが、現状の数値が無く
また部屋によって高さが違って、測り難いので目標値化出来ない。」と言う内容であった。
数値設定の方法論はあると思うのだが、欧米と比べて格差があり過ぎ達成できっこないからだろうか。

欧米のアパートメントが古くてもゴージャスなのは、3メートル以上の天井高が作りだす空間の豊さ故。
米国の高級戸建ての天井高は最低12フィート(約3.6メートル)である。

日本のインテリア市場やデザインが育たない理由も、ここに一因がある。
畳座の文化から椅子座の文化に視点が上がっても、家具のサイズが変わっても
天井は低いままの中途半端な和洋折衷の空間に
果たして、住生活基本法が掲げる「豊かな住生活の実現」はやってくるのだろうか?


GO! France

2006年07月09日 | Friend
           【写真は、フランスからの招待状・・・右のように開くと3日間の祝宴内容が】

今日はワールドカップの決勝戦。私の好きな国、FranceがItalyと対戦する。
Jリーグは見ない私が、今日はウィンブルドン男子決勝からブッ続けで朝までTVスポーツ観戦だ!

実はItalyも、この春のミラノ・サローネ行き以来、惚れ直した国。何とも、楽しみな一戦。
そういえば4年前、トステムさんの計らいでイタリア代表と鹿島アントラーズ戦を観戦。
当時は、デルピエロも長髪でカワユかったなぁ・・・

しかしながら、今回は‘Le Blue’フランス代表を応援!
ジダンの最後という事もあるが、来月、私はフランスへ行くのだ。

上の写真は、
フランスの知人Gustel夫妻から届いた『結婚25周年&リタイアメントを祝う祝宴』への招待状。
3日間に渡って自宅で開催されるらしく、何ともフランスらしい。
日本では見られない‘大人の生活文化’を体験してこようと思う。

イタリアに続き、バタバタと旅支度をする私。
さて、その前にTVの前で応援だ

七夕は大阪で講師

2006年07月07日 | 住宅業界
今日は七夕。
出張に向かうJR「逗子」駅の構内で写真の七夕飾りを見つけ、ちょっと癒やされる。
近所の幼稚園児たちの力作だ。

新幹線で名古屋経由、大阪へ。
名古屋て゛は、昔馴染みの社長にお昼をご馳走になって
駆け足で大阪のセミナー会場へ向かった。

元リクルート住宅情報の岩崎さんが(株)工業市場研究所田中社長とご懇意で
リクルートの人間が、東京・大阪の勉強会で講師をしてきたようだ。
私も先日の東京、今日の大阪と「団塊ジュニアの行方」についてレクチャー。

大阪の不動産・住宅会社18名ほどの方々が参加頂いたが、
その中で、約15年前に私が大阪で「住宅情報」の営業をしていた時を知る
アーバンライフ(株)の方と再会した。

六甲アイランドCITYの物件で・・・・」と声を掛けられ、「M部長、N次長、Y課長・・・M課長は?」と私も
懐かしい名前を出してみたが、皆さんお辞めになっていて
自営や悠々自適の身となられているようだ。

他にも、(株)穴吹工務店といえば
当時、大阪支店進出された所へ、私が新規受注をして「住宅情報」とのお付き合いが始まった会社。
高松の本社ビルへも伺った、思い入れの深い会社である。
(当時、最新鋭のインテリジェントビル。でもロビーに先代のご趣味である錦鯉の池があった)

そんな大阪の不動産・住宅会社の方々に加わって
次回、講師をする予定でリクルートの同期である
(株)アイ・キューブ広野社長小田ディレクターも話を聞きに来てくれた。

大阪の住宅業界を懐かしむ事ができた会であった。

終了後は、伊丹空港へ向かい時間があったので夕食を取った。
ここで皆さんにオススメを!
伊丹空港<南ターミナル1階>到着出口前にある「551蓬莱飲茶CAFE」。
551といえば“豚饅”=ブタマン、肉まんとは言わないのが大阪。

私は『ラーメンセット』880円を注文。ラーメンに551豚慢が付いてボリューム満点!
ラーメンもチャーシュー&お野菜しっかり、麺もイケル!!
出張族の皆さん、是非ご賞味あれ。 「大阪を感じるでぇ~




関西JJ-東京OB会

2006年07月06日 | Friend
昨夜行われた『関西JJ(住宅情報の略)の東京OB会』で、
写真のテニスウエア(ラケットは自前)を、リクルート卒業祝いに頂いた!皆様、有難うございました
            (昨夜、携帯電話を忘れ現場を撮影できなかった・・・残念!!)

この春同じく卒業した、62年入社の中堂園哲志さん・61年入社の私・60年入社の田中耕介くんと言えば
リクルート関西住宅情報の、80年代後半~90年代前半
不動産バブル期から崩壊後の不動産業界を舞台に、好き放題していた営業の兵たち。

お二人は不動産業界へ転職されると言うことで、若い頃に育てられた住宅事業への思いがあったようだ。

それは「住宅情報(不動産系)」から「HOUSING(建築系)」に異動していた私も同じだが、
一度、住宅産業に関わると、住宅の人々に与える影響力や価値
またそのビジネス・スケールが大きいゆえか、魅力に取りつかれてしまう。

それにも増して、この“関西住宅情報事業部”の組織的魅力が誰もを引きつけて離さないようだ。

元リクルート専務取締役:木村義夫氏が事業部長をしていた80年代。
当時のヒエラルキーをそのままに、このOB飲み会では人間関係が制御され
一生、頭が上がらない関係が維持されるところが心地よいようだ。

今回は、当時の大阪支社長であられた岡崎坦(ザイマックス監査役)氏もご参加頂き
唯一頭が上がらない人の側で、木村義男さんの言動が慎ましやかで何よりだった。

岡崎さんからは、「人生、粋がって風を起こそうなどと考えると、その風に巻き込まれてしまう。
              私は、吹かれる風になびきながら、その方向へ行くくらいが良いと思う」
というような、リクルート人間には考えさせられるお言葉も頂いた。

今回は同時に、マンションディベロッパーのリクルートコスモス
この度、常務取締役に就任された谷本憲一氏のご昇進祝いも兼ねていた。
80年代は、リクルートコスモス強化の流れでリクルートから人材投入された時代でもあり
現在も関西JJのOBが活躍されている事に、我々後輩としても心強く思う。
       ※ちなみに、リクルートはコスモス社を手放し10月には社名も変わる


そんな仲間、いつもの聞きなれた関西弁、心地よい叱咤激励に支えられている事を実感できる“関西JJの連中”。
いつまでも若いつもりの楽しい集まりであった。
     







3Dマイホームデザイン・コンテスト

2006年07月06日 | 住宅業界
コンピュータソフト「3Dマイホームデザイナー」のメガソフト社が主催するコンテストの審査会に参加した。

審査員は今年で2年目だが、昨年の審査&授賞式で楽しくご一緒した
前坂前社長がご病気で急逝され、審査員の方々ともお別れ会で再会する事になったのを思い出す。
昨年、私が「学校教育の中で‘住まい(=家族)’を考えるチャンスを、このように作りたい。」
と前坂さんにお願いし、共感頂いていた事もあってか
今年、私は【スクール】【ジュニア】部門の審査を仰せつかった。

この「3Dマイホームデザインコンテスト」は9年目を迎え、応募数も過去最高となったようで
3Dマイホームデザイナー」の普及と共に、幅広いユーザーに支持されている事がうかがえる。

審査の結果は、主催者の発表をお楽しみに!という事にして
応募作品から、私が感じた事を少し・・・・

審査委員長の宮内博実静岡文化芸術大学教授から
「ソフト自体の性能がUpする事で、ユーザー年齢がどんどん若年化する」という実情を伺った。
簡単に誰でも、一級建築士並の3D画像ができちゃうという事。(私のようなPCオンチは別!)
今回、応募者の中には“8歳、ソフト歴1-3年”というプロファイルもあった。

‘夢のマイホーム’づくりを通じて、子供達の思う理想的な家族のあり方も考えるキッカケになり
合わせて、IT技術の授業としても実践的に行えるので【スクール部門】の意義を強く感る。

今回チョット残念だったのは、子供にしては「東南で明るく、殺菌作用も」と皆、型にはまった発想が多かった事。
先生の指導か?と思ったが、どうやらソフトにビルトインされている小池康壽先生の家相診断の影響と分かった。
(影響力あり過ぎ!と小池さんを責めた。やっぱ子供の時ぐらい夢を追求して欲しい!)

現、井町社長からも「小・中学校での活用を積極的に推進したい」というお言葉もあり、期待したい。
きっと前坂さんも、皆が意志を引き継ごうと頑張っている姿を天国で見守って下さっていることだろう。



ミサワホームVikiFEMY

2006年07月04日 | 住宅業界
【写真左より;佐藤社長からのプレゼンテーション。
             外からの視線をルーバーで遮りながら通風・採光する外観デザイン。
                      モデルハウスの一部を図書館として開放。1000冊の住まい関連の蔵書。
                                       目隠しルーバーの内側はルーフバルコニー。】

松井秀喜のCMが好評のミサワホーム
今日は都市型ブランドである「URBAN DESIGNERS」シリーズに、  ※他に「GENIUS」「CENTURY」の3シリーズある
‘微気候’デザインを取り入れた「VikiFEMY(ビキフェミィ)」の新商品発表会を行った。

まず渋谷のホテルにて、佐藤社長はじめお三方のプレゼンテーション。
コンセプトは《都市の微気候》《忙しい奥様》で
特に40代の女性が、家事を含めた労働に最も時間を取られているというデータ総務省にあるらしく
睡眠時間が少なくストレスも溜まっていると。
(私の場合、ワールドカップウィンブルドンだが…)

そこで女性の開発担当を主にしたプロジェクトで、家事・収納の工夫がある商品を投入。
実はミサワホーム、その40歳代に弱かったようで、具体的にターゲットを絞った商品で巻き返しを図る。

合わせて、地域的には三大都市の売上シェアが45%とその他エリアより低く、
他社大手メーカーの60%と格差があり、そのテコ入れ商品でもあるVikiFEMY。

発表会の後は、相模原市の展示場へバスで移動。外観は都市の微気候ということで、
ウォール・ルーバーで目隠しと通風・採光を兼ねたデザイン。現代風よしず、と表現された。
                  ※次の記事に続く

MISAWAのVikiFEMY展示場

2006年07月04日 | 住宅業界
【写真左より;女性の商品企画ということでキッチンは半透明の仕切りで隠す収納。
         ランドリールームには、室内干し用の竿が降りてくる。風を取り込む窓が上部に。
              2階リビングには目隠しを兼ねた坪庭バルコニー。
                    LDKの天井は3.5mと高く、採光・通風窓が大きく取られている】


室内は、階段下の地窓や二階リビングの上部にルーバー窓を採用し微気候デザインに。

道路に面したリビング大型窓の外側に、外からの視線を遮るようにバルコニーを壁にしてあるが
室内側を坪庭にデザインされ、インテリア・アクセントにもなっている。
日本の一般住宅の場合、ここがヘンなバルコニー(洗濯干場)になっていてカッコ悪い。

今回は、この目隠し壁やルーフバルコニーのルーバーと言い、外からの視線を遮るだけでなく
外から見られる街並みとしても考慮された、都市型住宅の良いデザインである。

微気候の要である窓はこのモデルハウスの場合、フィックス窓含め50窓くらいらしい。
床面積は私の家の2.5倍ある263.84㎡だが、ナント窓の数は同じ。
当方、確かに風通しは良いく冷房要らずだが、チョット付けすぎか…

ところで、24時間換気設置が建築基準法で義務付けられて2年になるが
微気候のように、窓を開けた通気を重視する場合
24時間換気システムが、無用の長物に感じられる(実際、自邸は冬以外は一台止めている)
日本の古き良き住まい方を懐古する動きも多いが、
今後、センサー技術など機械仕掛けの暮らしとの、現在は過渡期であるようだ。

INAXのショールーム戦略

2006年07月03日 | 住宅業界
【写真左から、戦略をプレゼンテーション中の杉野INAX社長。
       キッチンコーナーでは、ガスとIHヒーターの調理実演もできる仕様。
            私も導入を検討した青系モザイクタイル。
              タイルでここまで充実した展示はINAXならでは。外観デザインのシュミレーションもできる】

新宿の甲州街道沿いに、INAXの基幹ショールームが7/7新しくオープンする。
現地での記者発表会に出席した。

まず杉野社長から、ショールーム戦略についての説明があった。

リフォーム売上を全体売上のシェア50%以上(現状41%)と目標を掲げており
エンドユーザーとの接点強化にむけ、大都市圏のショールーム展開を
‘センターショールーム(3-400坪)+サテライトショールーム(100坪程度)’の二段構えで強化する。

新宿については、今までTOTOと同じエルタワーにあったが、テナント契約更新期もキッカケになって
他5社が並ぶ‘ショールーム銀座’の甲州街道沿いへ移った。
エルタワーにあったショールームより、床面積は減るが
路面店ということもあり集客目標は、従来レベルの6000組/月という事だ。

今後、全国にショールームを80ヶ所(現54)まで増やす計画らしく
TOTOのリモデル大建工業・YKKAPとの提携含め)や松下電工リファインなどと
INAXライファ(LIFA)のリフォームユーザー獲得競争は益々激化しそうだ。

Picnic tennis

2006年07月02日 | Tennis
今日は予報に反して、大晴天!
「雨が降らなかったら・・」と誘って頂いた、新倉ファミリーのテニスに参加。
  ※逗子のテニスコートは、月一回早朝に並んでコート取りをする原始的なルール。
    主婦やリタイヤしたおじ様方が熱心に早くから並ばれるので、
    取るのはそう簡単ではない。今回も、新倉ママのお陰。

12:00~16:00、4時間を大人6人+たっくん(1歳)で利用。
写真のように、ランチを兼ねたピクニック状態。(揚げたてミンチカツを手に、Tim)

今日は、新倉パパにフォアボレーを安定させる秘訣を伝授してもらった。(ヒジを前に出す!)
結構、イイ感じで打てた!やっぱり教わんないと、進歩しないもんね・・・

天気は良かったものの、強風が吹き荒れナックルボール並に揺れる魔球で
試合はてんてこ舞いではあったが、気持ちよくプレーする事ができHappy。

そうそうウィンブルドンでは杉山愛ヒンギスを破ったらしい
ナンデNHK、放送してくれないのかなぁ?
ロシア人対決の女子シングルは放送しておきながら・・・

ワールドカップウィンブルドン全英ゴルフとまだまだ眠れませんねぇ~