VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

ケミレスタウン、プロトタイプ認証

2009年10月15日 | 住宅業界
千葉大学と住宅会社が2007年から産学共同研究を進めている、ケミレスタウン・プロジェクト(千葉県柏の葉)。
今日は現地で‘持続可能な社会に向けた健康、環境と街づくりについての国際ワークショップ’が開催され
戸高千葉大学助教授がプレゼンテーション。 

その後、今回住宅として[プロトタイプ認証(NPOケミレスタウン協議会)]第一号となった
現地ケミレスタウンの積水ハウスを見学、説明会を実施した。
下、ケミレスタウン・プロジェクトに参加している住宅会社、高千穂・東急ホームズ・無添加住宅と

こちらが[プロトタイプ認証]された積水ハウスの棟。

ケミレスタウン・プロジェクトリーダーの森千里千葉大学教授(森鴎外の子孫)も加わって案内会。
TVOC(総揮発性有機化合物)を2年間測定し、目標値(厚労省指針値1/10)を達成。

クリナップ製のオールステンレスキッチンやイトーキのテーブル・椅子と共にプロトタイプ認証された。(檜バスは別)


シックハウス症候群は1999年の厚労省指針値設定以来、建築基準法も改定され
建材の規定や換気システム指定により新築住宅での被害は以前のように聞かれなくなったが
敏感な体質の方々は依然、苦しんでいるという。
このような産学共同で研究、成果を上げ商品化されることが期待されている。


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