VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

リノベーション住宅推進協議会、発足

2009年07月02日 | 住宅業界
中古住宅をリノベーション(リフォーム=修繕に対し、大型の生活提案型と差別化)した上で販売することで
住宅市場を活性化させようと住宅リフォーム会社や設計事務所などが集まり
リノベーション住宅協議会を発足させた。   (記者発表を、会の運営に関わっているリクルートにて開催)
協議会では、「優良リノベーション住宅」という基準を設けて適合認定することで
品質確保と情報開示で消費者に指示されるリノベーション市場を創造したい考え。
 
まずは中古マンションを対象に、優良リノベーション住宅を統一規準に基づき検査・報告・履歴・保証を行ってゆく。

記者発表後、会員企業109社が集まって発足式。山本協議会会長(インテリックス社長)が
「リノベーションが表面的なものでなく、消費者が安心できる良質なものに会員企業と共に努力したい」と挨拶。
 協議会のHPもオープン
発足式では国交省住宅生産課の楢崎企画専門官が
「既存住宅の流通の活性化に向けて 住宅産業界の革新/新たなビジネス展開」を基調講演。
 
社会資本整備審議会でも[既存住宅・リフォーム部会]を設置し、市場整備が進められるということ。

会員企業の中で副会長も務めるリビタ社は、東京電力グループのリノベーション・ディベロッパー。
丁度、旧知である東京電力の森尻さんが、リビタの常務取締役に就任していて発足式にも出席。
「是非、藤井さんもリビタの物件を見てくださいよ!」
リビタでは企業社宅などを1棟まるごとリノベーションして好評のようだ。

先行して、大手住宅メーカーが集まって設立された[優良ストック住宅推進協議会]など
住宅ストック市場へ向けて業界も本格的に動き出した。


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