VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

コネチカットでは邸宅DesignerShowHouse

2010年10月23日 | NYショーハウス2010
SHIPPAN DESIGNER SHOW HOUSEは、コネチカット州Stamfordの閑静な住宅地の一軒家で開催中。モレーンさんがマンハッタンから車を飛ばしてくれた。
(Talent Resouce Centre主催、Stamford Museum & Nature Centerへのチャリティ。入場料$30)
1920年代の建築(築90年!)その歴史がShowで配布されるリソースBookに書かれていたが「米国人にも歴史有り!」って感じ。
 
FamilyRoomのデザインはJennfer Owenさん(ShowHouseの中で彼女のグレイハウンド犬が常駐!?とても人懐こくってカワイかった)
   
一番、気に入ったのは上のチェアー、小学校の椅子をリメイクしたもの。Book入れの背が学校っぽい!
 右、キッチンは男性デザイナー
戸建住宅ならではのテラスやコンサバトリー。アウトドアファニチャーが欧米では充実している。
  
 
海が望める立地であることから、青がテーマカラーの部屋が多かった。
  
  
ベッドルームも色々、デザインはクラシック&乙女チックなのがマンハッタンとは違って郊外っぽい。
 
 
壁のペイントはNYC同様、マテリアルもデザインも多彩で個性的な空間の肝になっている。ビーズも埋め込まれたシルバーの壁紙。
   
ガーデン提案ではグリーンハウスも、デザイナーのRobin HortonとVictoria Lyonさん。
   
カラーリングのプレゼンテーションボードがトイレに置いてあった・・・
  
「23回目のShowHouse、5週間開催のために3000人が関わる大変なイベントなんだ」と苦労話を語ってくれた。
ちなみにリソースBookへの広告料、例えば表1で$4000(3000部なのに結構高い)。事前のパーティなどでも資金を稼ぐのがShowHouseの仕組み。
主催のFranco Grimaldiプロデュサー。
スポンサーにも個人の名前(5夫婦)が連なっていたし、来場者数は約2000人(プロより一般客がほとんど)という事で
NYのShowHouseと比べると、コミュニティ・イベント的な感じもしたが
このような形式のインテリア・イベントが、ある程度豊かな住宅地各所で行われているという歴史が
米国人のインテリア・センスを育てたり、住まいへの投資を支えていると実感した。
結果、住関連産業がハードからソフトまで多種多様に発展しているアメリカがあるのだ。


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