VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

パナソニック電工「アラウーノ」工場見学

2009年12月10日 | 住宅業界
パナソニック電工が力を入れているタンクレス全自動おそうじトイレ「アラウーノ」の工場見学会をプレス向けに行った。
新幹線・在来線・バスと乗り継ぎ、愛知県の幸田町にあるパナソニック電工・幸田工場に到着。従業員の方々がお出迎え。

見学前に、住建事業についての紹介を住建事業本部長の北野亮取締役から。(左は広報の奥瀬さん、これを最後に大阪へ人事異動!)

パナソニック電工における住建事業の売上は5199億円で全社の33%。キッチンから雨樋まで商品は多岐に渡る。

早くから中国にも展開し、インフイル・ビジネスを施工品質の高さを強みに事業拡大する戦略。
      縮小傾向の国内市場では、リフォームをパナソニック・グループのネットワーク(右上)で小規模から空間提案まで網羅しシェアアップを狙う。

今回、製造工程を見学する「アラウーノ」は、他社の陶器製トイレと違って樹脂製なので工場ラインも全く異なるものになるらしい。
(私は以前、TOTO・INAXの工場を見学した事があり、その違いに興味津々)
アラウーノは、その名の通り自動洗浄が特徴だが、その他に深沢直人デザイン、ターントラップで音が静か、軽量(これはトラック積載数増などメリットが意外と多い)など。


工場現場は撮影場所が限られているが、このように若い女性が多いのに驚く。
トイレ本体が樹脂で軽量なのは、こんな所でも効果が(若い女性は作業精度が高いらしい)

全体的に工場スペースがコンパクトで天井も低く家電のラインに近い構成。大きな高炉がある窯業系との違い。

見学後には住建新事業・商品企画部の河合一男部長が、住建事業部の新商品の方向性などについて紹介。コンセプトは‘快適&エコ’の両立。

場所をホテルに変えて、見学者と住建事業部や工場の方々と懇親会。北野本部長のご挨拶で始まる。

東西、広報の方々が勢揃い! 

河合部長とは私が大阪で営業課長だった10年以上前に‘洗面ドレッサーの神様’としてお会いしてからのお付き合い。
時折再会する度に御役職が変わられて、ご活躍の様子。いつもながらエネルギッシュでした!