VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

環境省、エコ・ファースト制度

2008年06月24日 | 社会・文化
環境省が企業の環境保全に関する行動を促進する為に認定するECO FIRST(エコファースト)制度
各業界のトップランナー企業が環境大臣に対し、環境保全に関する取組[エコ・ファーストの約束]を宣言する。

今日は4社が約束の宣言に、鴨下環境大臣を訪れた。(その取材で、環境大臣室にお邪魔する)
整然とした大臣のデスク

まず1社目は、キリンビール。三宅社長が、ビール缶の工夫点などを説明しキリンビールの約束を宣言。

次に、ライオンの藤重社長が約束を宣言、洗濯洗剤「トップ」のリサイクル図。

そして住宅設備業界から、INAXの川本社長が5項目の約束。カラフルな便器[サティス]を見て、
「随分アートなデザインですね・・・」と鴨下大臣。「我が社は環境と共にデザインに力を入れております」と川本社長。

殿は、住宅業界の積水ハウス。和田会長は約束を読み上げる場面で、自社の取り組みアピールを切々と・・・(早く読んで)
右は、最前列で取材中の私を見つけて驚く積水ハウスの重松執行役員。


この他、先立ってスーパーのユニーやビックカメラが約束を宣言している。
各社は[ECO FIRST]マークを使ってプロモーションを行い、環境リーディング・カンパニーである事をアピールできる。

企業が目標を明確にして、環境保全の取り組みを推進するのは歓迎すべきことであるが
これら企業が本当に業界トップランナーなのかどうか?疑問が無いわけでもない。
約束の内容に違反があれば取り消される事にもなっており、消費者は企業の行動を評価すると共に監視する必要もある。