ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

著書「本当の幸せをつかむ心のレッスン」より

2020-02-27 07:33:25 | エッセー

著書「本当の幸せをつかむ心のレッスン」より

 (大和書房より1998年8月発行)

★褒めてくれる友人はとても大切

私の尊敬する友人に、同人誌を主宰するIさんがいます。

彼女とはある新聞の投書欄がきっかけで、知り合いましたが、何故か波長が合い

それ以来、ずっと親交が続いています。Iさんは長年幼稚園の先生をしていましたが

大分以前に退職し、同人誌をつくるかたわら、短歌などを楽しみ、今は悠々自適に暮

らしています。私より大分年配のIさんは今では、ホンネで話せる友人の一人で私の

カウンセラー的な存在と言っても良いほどです。Iさんはなかなかの名文家で、ある

新聞の投書欄の常連です。

              

私は彼女の主宰する同人誌に、何年か投稿していたことがありました。

その度に「イキイキ弾んで明るい」「まるでバラのように華やか」などと、いつもやさ

しく批評してくれました。お調子者の私が、すっかり舞い上がったのは言うまでもあり

ません。彼女の言葉があったからこそ、私は今本が書けるようになったのかも知れない

と今も感謝しています。会ってからすぐに彼女は「あなたは少女というより、私が教

えていた幼稚園児のよう。わたしの前を歩いていた女の子が、突然振り返ってニコッと

笑いかける。あなたはそんなイメージの人ね」と言われました。

 自分の幼児性をズバリ指摘されて、内心ギクリとしたことも忘れません。

Iさんは練馬区に住んでいて、彼女の住むアパートの周りには、大きなキャベツ

畑になっていて、周りには農家が点在しています。そのため新鮮な野菜が手に入る

そうです。お料理好きで上手なIさんは、わたしが遊びに行く前日から鰹節や昆布で

だしをとり、手間と時間を十分かけたお料理を、御馳走してくれます。

食卓に並んだ真心のこもった手料理は、とてもよそでは味わえない絶品ばかりですが

野菜が大好きな私にとって、とても嬉しく何時も最高のおもてなしをして下さった

のだと感謝できました。ずっと独身を通してきた彼女は、人柄のせいか、友人がとても

多く、悩みやグチ話など、いろいろな人が相談に訪れるようです。

 「さんざん話してから、明るい顔をして帰る人を見ると、これも人助けになる

かと思うのよね」と、やさしく笑っています。わたしにとってIさんは、人生の

先輩として、憧れでありまた目標でもあるので、そんな友人がいることを、とても

幸せだと思っています。

 ※昔の著書を読んで、私は幸せなことに、褒め上手な友人や知人が多いと感じました。私が最も一所懸命なのは、認知症10年目で他の病気もある夫の介護ですが、それを毎日続けられるのは、そんな方々の励ましやほめ言葉です。 ホンネでは「これが一生続くのだ」と思って、ため息をつくこともありますがでも、時折夫が「有難う」とか、「美味しいね」「ああ幸せ」などと言ってくれるので、またがんばれるのです。誰でもほめ言葉は嬉しいし、また、大変有難いもので、エネルギーをチャージされるものです。「家族や親しい人だから、そんなこと言わなくても・・・」と思う方は、ぜひこれからは「感謝の気持ち」「ほめ言葉」「労いの気持ち」などを意識的に表現しましょう。そして、愚痴、不平不満、批評、怒りの気持ちは抑えて・・・すると、人間関係がズーっと良くなるのは「自明の理」ですから。

 

 

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