風とみどりに戯れて! 

風の訪れる庭、田舎暮らしの記録

雨後の土筆

2018-03-20 | 母のこと

今日は春の雨に一気に背を伸ばした土筆を摘みました。


はかまを取るのが面倒だけど、
春を味わうために・・・


ちょっと伸びすぎた土筆、
はかま取りが早くすすみます。


きれいに洗ってゴミを取り、
お湯を沸騰させ塩少々入れ5分ほど湯がきます。


土筆の下準備ができました。


遠い日、母と一緒によく土筆摘みをしました。
このところ忙しい日々が続き、
土筆を見かけても摘む余裕が無かったのです。

先月あたりから母の体調というか、認知症が急激にすすんでしまいました。
98歳を超えても元気にしていたのに、足が弱り何度も転倒。
ベッドや建具にぶつかって傷を作ってしまう・・・
歩いてはダメと言ってもすぐに忘れてしまうし、昼夜逆転、
治療の包帯やテープを外してしまい、何度も医者通い。

家での介護には限界があることを思い知らされました。
ケアマネさん、福祉担当の方にもお世話をいただき、
デイサービスに通っている施設に入所させていただくことになりました。

通いなれた場所、顔なじみの職員さんたちのそばで良かったです。

入所の前に弟妹たちが母を連れて、母の実家へ墓参り、
いつも母を気遣ってくれている甥や姪の家も訪ねてくれました。

また以前のように、皆の家に遊びに行けるように戻れるのか、
このまま歩けなくなっていくのか・・・

施設に入れるということは、大きな決断のいること、
でも、この現状を助けてくれる有り難い場所・・・

見守ってもらえる安心感と、何か寂しい思いと・・・
母はどこまで解かっているのだろう。

コメント
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