ビバさんのさんぽ道

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2016年紀伊半島一周の旅(2)樫野崎灯台

2017-04-22 22:31:32 | たてもの
串本町紀伊大島の東端に樫野崎灯台があります。


1866(慶応2)年の江戸条約で建設が決められた8灯台の一つで、1870(明治3)年6月10日に点灯され、日本で最古の石造灯台として貴重な財産となっています。




現在は自動点灯の無人灯台で内部は非公開ですが、平成14年に展望台が造られ、らせん階段で上まで登ることができます。




灯台の高さ10.20m、光力は53万カンテラで18.5海里(約34km)先まで光が届きます。




灯台の手前に旧官舎があります。

この建物を作ったのは、リチャード・ヘンリー・ブラントン(1841-1901)で、英国スコットランド生れ、明治元年に灯台技師団のリーダーとして来日、愛媛県松山市の釣島灯台、千葉県銚子市の犬吠崎灯台などを整備、また「修技校」を設置し、後継者育成にも尽力、日本の灯台建築の基礎を築き、「日本の灯台の父」と呼ばれました。
1869(明治2)年4月に着工、1870(明治3)年7月に竣工した日本最古の石造灯台官舎で、平屋建、寄棟造、建築面積162㎡、エルトゥールル号遭難の時には救助の拠点となったことでも知られています。
2003年に国登録有形文化財に指定され、2010年~2011年にかけて改修工事が行われ、竣工当時の部材を大切にして、保存できるものはすべて現状のまま残す処理が行われました。

■樫野崎灯台旧官舎
TEL (0735)65-8515
開館日 土日祝日、11月1日(灯台記念日)、年末年始(12月29日~1月3日)
開館時間 9:00~17:00  
入館料 大人(中学生以上) 100円 (トルコ記念館と共通で510円、トルコ記念館・日米館との3館共通で560円)



官舎の前庭には明治初期に常駐していたイギリス人技師が故郷を思い植えたと言われる水仙が今も群生しており、12月にもう花を咲かせていました。


2016年紀伊半島一周の旅(3)に続く。
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