米カリフォルニア州のブラウン知事は7日、中華料理のスープなどに使われる高級食材、フカヒレの売買や所持を禁止する州法案に署名、同法は成立した。同州の中国系人口は約120万人と全米で最大。州議会での議論では一部の中国系議員から「特定の食文化に対する差別だ」との反発も出たが、今もヒレだけを切り取るサメ漁が行われているとされ、「残酷だ」という世論に勝てなかった。
ブラウン知事は声明で、漁によって世界的にサメの個体数が激減していると指摘。「漁は残酷なだけでなく、海洋環境も悪化させる。次世代のためにこの法案に署名した」と表明した。法案を提出したのも中国系議員。米プロバスケットボールのNBAで活躍した中国の姚明さんも禁止のキャンペーンに加わり、注目を集めた。
州法は来年1月に発効。既に業者らが在庫として所持しているものは2013年半ばまで売買できる。
ブラウン知事は声明で、漁によって世界的にサメの個体数が激減していると指摘。「漁は残酷なだけでなく、海洋環境も悪化させる。次世代のためにこの法案に署名した」と表明した。法案を提出したのも中国系議員。米プロバスケットボールのNBAで活躍した中国の姚明さんも禁止のキャンペーンに加わり、注目を集めた。
州法は来年1月に発効。既に業者らが在庫として所持しているものは2013年半ばまで売買できる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます