駆け込みトレード

　楽天の渡辺恒樹投手（３２）とヤクルトの鎌田祐哉投手（３１）の交換トレードが成立し、１４日に両球団から発表された。ヤクルトが左腕補強のため、鎌田で交渉を持ち掛けた。

　渡辺恒は２００５年にＮＴＴ東日本からドラフト２巡目で楽天に入団。中継ぎで活躍し、０７年には６５試合に登板した。通算成績は１１５試合で４勝８敗、防御率３・７４。

　鎌田は０１年に早大からドラフト２位でヤクルト入りし、０３年には先発陣の一角として６勝を挙げた。通算では１２５試合で１４勝１７敗、防御率４・０４。ともに今季は１軍登板がなかった。

　秋田出身の準・地元選手の鎌田、楽天での再生を期待したい。