○五感俳句614・聴覚142無音3・藤澤雅幸01・2023-04-03(月)
○「美術館に音がなく風のタンポポ」(『月の太鼓』)(藤澤雅幸01)
○季語(タンポポ・仲春)(「→自由律俳句集『月の太鼓』第一巻」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:自由律俳句作者の句。美術館には音があまりない。窓外に吹き渡る春の強風も館内には聞こえない。タンポポの茎花が揺れるのが見えるだけだ。
○藤澤雅幸(ふじさわまさゆき)
○好きな一句「知らない人の耳を見ている」(『月の太鼓』)02
○季語(無季)(引用同上)
【Profile】:1960年生まれ。句道家。1980年代前半より句作開始。2020年秋より月刊自由律俳句誌「月の太鼓」をYoutubeにて公開中。
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