●色彩俳句429・透明12・泉田秋硯1・2019-05-04(土)
○「呑み干せしラムネの玉は天に透く」(泉田秋硯1)
○季語(ラムネ・三夏)(「俳句201310」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「立夏」を二日前にして夏の季語「ラムネ」の句です。掲句は透明なラムネの玉を詠んでいますが、飲み干したときの「チン」という音も聴こえそうです。「みどりの日」の今日は「ラムネの日」でもあります。
●泉田秋硯(いずみたしゅうけん)(1926~2014)
○好きな一句「追伸に犬の消息さくら散る」2
○季語(さくら散る・晩春)
【Profile】:島根県松江市出身。京大俳句出身。1945年、京大俳句会幹事長。→桂樟蹊子に師事。1947年「学苑」創刊を経て「霜林」(改題)同人。1994年「苑」(~2014)創刊主宰。2013年文學の森特別賞受賞。
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